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とりあえずインドに行ってみた(ジャイプル編)

★他のインド旅行日記★
デリー日記
・アーグラー~夜行列車~バラナシ日記(近日公開)

デリー観光からジャイプルに移動した。ピンクシティ、宝石の町と呼ばれているので買い物が楽しみだ。

ホテルレストランで朝食を待っていると、厨房から煙が出てくる、煙ったい。どんな焦げた料理が来るのかハラハラだったがトーストもカレーも焦げていない。謎の煙だった。

アンベール城で象タクシーAM9:00頃
途中、ちょっとした渋滞に巻き込まれる。車ではなくゾウの渋滞だ。この時間は、ゾウとゾウ使いの出勤時間らしい。着いてから30分ほど並びカラフルなメイクアップしたゾウに乗った。

乗ってすぐにチップを要求される。相場がわからない。あと、まだ小さいお札がないので、昨日に引き続き破格のチップを渡す。ゾウ使いがあからさまにフレンドリーになった。満面の笑み。降りた後も待ち合わせして記念写真を撮らせてくれた。

ゾウタクシーの途中、塀の上に「ピクチャー!?ピクチャー!?!?!」と写真を撮ってくれる商売人がいた。彼がいる場所(高い)と商魂に驚く。

アンベール城内AM10:00頃
わらびさんのサンダルが壊れた。お土産屋さんでラクダ革のサンダルを購入した。すると、「そのサンダル、ポストカードと交換しよう」と屋台のお兄さんに声かけられた。

「え、壊れているけど…」
「No, Problem!」

壊れたサンダルどうするの?

返事する前に、お兄さんがわらびさんの壊れたサンダルを奪い取り屋台の下に投げ込む。

サッーっ
壊れたサンダルはスライディングして消えていった。速かった。)

わらびさんが屋台からポストカードを選んでいると、ちがうインド人男性が、

「3枚500ルピーでいいよ!」と声を掛けられる。
交換じゃないのかい!と思い、無視して歩きだすと、後ろからお兄さん追いかけてきて、はいっ!とポストカードを1枚渡してきた。

あの3枚500ルピーで売りつけてきたインド人はお店とは関係ないただの通行人だった。そんなこんなで壊れたサンダルはポストカードとなった。

キレイな中庭を見ながら休憩していたら、隣にインド人の若者、その隣には欧米人旅行客。インド人若者が話しかけてきた。

「こいつ俺の友達だぜ(欧米人を指さしながら)」
「No….」と欧米人。
謎の寸劇を見せられた。

コブラ投げつけられそうになるAM11:00頃
帰りは徒歩で降りていく、降りていく最中、コブラ使いがいた。笛吹くとコブラ出てくるアラビアンナイトみたい。見ていたらチップを要求されたので、コインを入れる。しばらく歩くと、あれ?わらびさんがいない。戻るとコブラ使いに脅されていた。

「金くれないとコブラ投げるぞ!(コブラ投げるそぶり)」
「ひー、ひー!(お金を入れる)」

何回かこれを繰り返し、コブラ使い満足して退散。
私たち、チップ取られすぎ。

帰り道、2,3人の物売りが付いてきた。
人形買わない?
本買わない?
ボールペン買わない?

ボールペンはビーズでデコレーションされていて10本で1000円以下。見せてもらうときにビーズがポロッ、受け取るとポロポロとれる。

「どうだ?キレイだろ?」
「ええ…まぁ…」

帰国後、使うたびにポロポロ落ちる。
お土産はちゃんとしたお店で買うのが良さそうだ。

物売りと言えば、歩いているときだけでなく、車の停車中もくる。インド人少年が放送禁止用語叫びながらカーマスートラ(最古のエロ本)を売りつけてこられた。

ギョッとした。ちなみにここでは買わなかったが最終日の空港で残りルピーでカーマスートラミニ本買った。

ジャイプル市内観光PM12:30頃
市内でランチを食べる。インド滞在中、朝昼晩カレーしか食べてないような気がする。ジャイプルは宝石の街なので何か記念に欲しくなり、宝石工房に連れて行ってもらう。ルースの選別や加工を見せてもらい、宝石のショールームに案内される。安いのは安いんだけれど…デザインがごっつい。バブリーすぎる。そのなかでも普段使えそうなピンクオニキスのピアスを見つけた。値段は10,000円弱。交渉すると8,000円に。もう少しと交渉していると、「ボスに聞いてみる」と奥へ。

ボス登場。ボスっぽくて私らはしーんとした。「4,000円でいいよ」
ボス、優しかった。

ピンクシティと風の宮殿PM2:00頃

ジャイプルはピンクシティとしても有名。建物がピンクなのだ。ピンクではなく赤茶色だと思う。でも風の宮殿は確かにピンクだった。風の宮殿はステンドグラスが反射してキレイな空間、柱やドアも小ぶりで可愛らしい。

ここかちがうランドマークか忘れたがすごい張りぼてだった。正面から見たら立派なのに、もうね、横から見たら薄くて薄くて…

ジャンタルマンタル観光PM3:00頃
ヨグラージがジャンタルマンタルを勧めてきたので行くことに。ジャンタルマンタルは世界遺産にもなっている望遠鏡がない遥か昔の天文台。

訪問時にはそんな立派な建造物とはしらず、真っ白で不思議な建物群だと思っていた。ここ、ジャイプルの中で一番よかった。

真っ白な幾何学的なモニュメント、星座ごとの建物を見学していたらどうしても背景に映り込む工事風景が気になる。え、こんな高いところをロープでブランコ吊るして工事…?

見えますか?
危険な風景すぎて見入ってしまう。

ここで買っちゃう!?ガラスランプPM4:00頃
いくつかお土産屋をはしごする。たくさん見ていると何がいいかわからなくなりミラーワークの間の抜けた顔の魚の花瓶を実家のお土産に買う。飾ってるところを見たことない。

タイルが有名なお店へ。ここはわらびさんが注目していたお店でタイルやランプが売っている。日本と比較すると安い。わらびさんは迷うことなくランプ購入。ガラスもの・重さ・旅はまだまだ長い…すべての悪条件を忘れて購入。

インド人が謝った(しかも悪くないのに)PM6:00頃
ホテルの周辺をうろつく。道は歩きにくい。夕方頃になると道に布が落ちている。これ気を付けないといけない。人だから。道路にいる人やノラ牛や車に注意しつつ散歩。フルーツ屋台がある。謎の柑橘類とベリーを購入。

歩いていると、移動式屋台が後ろからぶつかりそうになった。コツンと少しぶつかったかもしれない。わらびさんが吹っ飛ぶリアクションをした。屋台の男性が本気で驚いていた。
「Sorry…」


インド人は謝らないと誰かが言っていたが、彼は、実際に何もしていないのに謝ってきた。インド人も人による。もしくはわらびさんの演技力の高さか。

道路で結婚式(?)のパレードがしていた。白い馬に乗った新郎?が10mごとに花火を打ち上げて進む。通行人が参加し、列は長くなっていく。参加していたインド人に手招きされ、ちょっとだけ一緒に歩いてみる。

安全第一、夜はホテルPM7:00
この旅行、夜うろうろすることは絶対にしなかった。アルコールも飲まず。早めにホテルに戻り寝る。9、10時には寝ていたような気もする。日本にいるときよりも健康な生活していた。寝落ちることが多いので夕ご飯食べ忘れ多発した旅だった。

自分用のおみやげ
「銀のミニチュアテーブルセット」
シヴァ人形と並べて飾っている。

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