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奥さんの産後検診。~久々の外出ひとり時間~

 昨日の夜はなかなか寝なかったようです…。おい、お前はどうした!?って話ですが、寝てました(笑)時差育児によって、夜の19時に眠くなるようになってしまいました。良いのか、悪いのか微妙ですね。夜中の1時にお世話をバトンタッチです。たぶん、寝なかった原因はいくつかあって、赤ちゃんもサインを出してくれていました。おそらく1つ目は『お腹いっぱいになっていないよー!!』のサイン。母乳をあげていたので、時間をかけても実際どれくらい飲めているかは、次の起きてきた時間からしか推測できないんですよね。2つ目は『おしりが違和感あるよー!!』のサイン。3つ目は『日中、寝すぎて寝れないよー!!』サイン。まだ新生児なので、よく眠るのですが、寝すぎると寝れなくなるのって大人でもあるので、その辺を上手にやりくりしてあげるとすんなり寝ます。

 最近、いちばんよく意識しているのは、先日女性の方に教えてもらった『育児書ではなくて、目の前の赤ちゃんが何を求めているかをきちんと見ること』はもちろんなのですが、”赤ちゃん目線で物事を考えてみる”っていうのをやっています。大人が抱っこしたい時にするんじゃなくて、赤ちゃんが抱っこしてほしい時にする。大人が寝てほしい時に寝かせるんじゃなくて、赤ちゃんがストレスなく眠くなるような順番と順序で、リズムをできるだけ崩さずに生活する。そんなところでしょうか。あまりキチキチやりすぎると、長続きしないので、7割くらいの気持ちでやっています。

 さて、今日は奥さんの産後検診です。ちょっと奥さんも楽しみにしているんじゃないかなぁ~と思います。だって1ヵ月くらいまともに外に出ることもできなかったので、開放感です。定期テストが終わった直後の中学生くらいの開放感です(笑)『せっかくだから、お昼もどこかで食べてくれば?』と言ってみました。ちょっと嬉しそうでした。いくら自分の子どもがカワイイとは言え、自分の時間は大切です。心を整えるじゃないですけど、毎日のチューニング(調整)やメンテナンス(修復)は、モノだけでなく、人の心身にも欠かせないと思います。人間は、壊れてから気付くことが多いですが、自然と同じで、壊れてから再生させるのには膨大な労力と時間が掛かります。2人で育休を取ることには、そうゆう時間をつくることができる余裕や余白があるってことも含まれていますね。

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ここからは先日書いた”僕(男性)が育休に入るからこそ見えてくる世界”からの4つ目を書きます。

④2人で共に育てていくことの良さを知れる身近なロールモデルがある。

 日本男性の育休取得率が極端に低いいちばんの原因は、おそらく”身近なロールモデルがいない”ことなんじゃないでしょうか。もちろん、僕の身近にもいません。「いないのによく育休を取ろうと思ったね」と質問されたら『自分の働き方や生き方をきちんと考える時間を取ったから』と答えると思います。その時間をくれたのが新型コロナの一斉休校期間でした。

 実は、奥さんの女性友達は割と早い結婚と出産で、女性特有の焦りみたいなものを奥さんも持ち合わせていました。やっぱり男性にはない、女性には出産できる期間が限られているので、そこは無視できないですよね。でも、早いからといって、じゃあ良かったかと聞かれると、そうでもないこともあります。基本的に日本人は働きすぎ(生産性が低い)ので、長時間労働が普通になっています。基本奥さんのワンオペ育児になりやすく、旦那さんは労働時間の割には給与の伸びは少ないので、30代にならないとそこそこの年収にならないと思います。収入が増えてから、家や車を買えばいいのですが、高度経済成長の残像を引きずっているので、すぐにマイホームやマイカーを購入する若者世代が多いので、結果的に労働の奴隷になりやすいという悪循環に陥っています。育休を取りたいけど、収入減になってローンが返済できないから、働くという選択しか選べないのは、やっぱり周りにロールモデルが少なすぎるのと、自分で学ぶだけの余裕や余白、意欲が湧きおこらない働き方をしているからだと思います。そこに+して、時間がないので、”自分は何を大切に生きていきたいか”をきちんと考えることも少ないです。

 そんなこともあって、ひとつのロールモデルとしてみんなに発信できればいいなと思っています。(ゆるりとですよ!)2人で育休を取るとできることって無限大∞にあるのですが、いま考えていることがあります。

ひとつは『10日ほど別荘を借りて、そこで産後療養&家族や友人を呼んで、豊かな時間を過ごすきっかけを創り出す』ことを考えています。というかもう計画済みです。

いまはAirbnbを使えば、良質な家や別荘を貸し切ることができて、価格も1人いくらではなくて、1日いくらなので、予算もかなり抑えられます。食事は来ませんが、アメニティは豊富なので、自分だちでBBQもできますし、赤ちゃんがいるので、結局自分たちのペースやタイミングで、過ごせる方が子育て世代にはいいですよね。

『宿代はいらないから、自分のオススメの手土産だけ持ってきてー!一緒に楽しもうよー!』って投げかけたら、すごく来やすいと思います。もちろん泊っても帰ってもいいし、日帰りで帰ってもいいので、自由気ままです。いまは新型コロナで、観光地や人が密集する場所には行けないので、自然豊かな山の中の別荘だったら、気軽に行けると思います。

それで家族まるっと一緒に遊びに来て「あ、なんかこうゆう過ごし方もいいなぁ。豊かな時間とお金の使い方だな」って、生で感じてくれたら、きっとその家族も自分たちで何かを考えるきっかけになります。

ちょっと長くなってきたので、ここまでにしたいと思います。とにかく”みんなが幸せになる”のが僕の夢で、やりたいことです。だから"手段"はいろいろあるけれど、今は”育休”がその手段のひとつです。


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