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「聞こえる」けれど「聞き取れない」 聴覚情報処理障害・聞き取り困難症APD 457

聴覚情報処理障害(Audlitory Processing Disorder ;APD)とは
通常の聴覚検査では異常が認められないにも関わらず、騒音下や
早口などの特定の状況で『聞き取れない』「聞き間違いが多い」
などの日常生活における聞き取り困難を有する障害です。

最近ではListening difficulties ; LiD という言葉も使われてきています。

聞き慣れない言葉だと思います。
まだ一般には知られていません。


「あの人、人の話を聞いていないな..」
実際に言われ続けてきた言葉です。
「聞いているの?」

「はい」聞いてます。
聞いて居るんだけど….
分かりません。…….

ふざけているみたいです。


生まれた時から聞こえるんだけど…..
どうして、「聞き間違えが多いんだろう?』
漠然と思ってきました。

聞こえ方がおかしいと思わないのです。
生まれた時から
「自分の聞こえている世界が正しい」と
思って信じています。疑いません。

自分の耳で聞こえる音が全てです。
他人の聞こえ方を体験する事はできません。
なので、変な聞こえ方をしている事に
本人も気づいていないわけです。

???です。
検査をしても正常としかでません。
医者に行っても
研究途中なので???です。
診察出来る病院が限られています。

自分では、気づきにくいのです。

考えた事がありますか?
聞こえ方が違う人がいる?という事を。

静かな所だと問題ありません。
賑やかな場所だと音が混じって
何を言っているのか? わかりません。

音が混じる?
普通は、音を聞き分ける機能が
ある様です。

居酒屋さんにいくと大勢の人がしゃべっています。
聞きたい人に注目して音を聞き分けられると
思います。

聞き分けが出来ないんです。
頑張っても出来ません。
全部の音を拾ってしまうため、混乱します。
「聞こえて居るんだけど」
何を言っているのか?わからいのです。

一対一だと会話できます。
複数人、同時にお喋るがはじまると
ダメになります。

マイノリティーだと思います。
100人中1〜2人いるそうです。
発達障害との併発が多いそうです。

あと、聴覚過敏の方もいらっしゃいます。
音が、大きく聞こえる……

モスキー音が、良く聞こえる…..
普通の音が皆んなよりも大きく聞こえる…..

色々な障害があるんだな。と感じてしまいます。

歳をとると色々と不都合が出てきます。
昔は病気になる前に死んでいました。
今は、医療が発達して死ななくなりました。

不都合な、事実と向き合って生きていかないと
いけない人が増加するはずです。

一つ一つ丁寧にみていくと
今後の医療の発達に役に立つはずです。

今まで???と思われて
きた事が??では無くなる日が来るはずです。

最後まで読んで頂き有り難うございました。
感謝です。




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