rain

好きなものは読者と映画と写真。海なし県生まれなのに、海が大好きな大学生です。

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好きなものは読者と映画と写真。海なし県生まれなのに、海が大好きな大学生です。

最近の記事

出会いがあれば、別れもある

半年間だけ、海が近い街に住んでいたことがあった。海がない場所で育った私は、幼い頃から海に憧れを持っていて、大学を卒業した後、そこへと移り住んだ。 やりたいこともなく、就職をしないという選択をした私は、とある宿で住み込みをしながら働き、その街で、決して贅沢とは言えなかったが貯金を切り崩しながら生活していた。 月日は流れ、そこを離れなくてはいけない日がやってきた。その日の前日、私はいつも通り海へ向かい、海を眺めた後、海岸沿いを自転車で走り、海の見えるカフェへと向かった。 そ

    • もし、魔法が使えたなら

      もし、魔法が使えたなら 何をしよう。 空を飛んでみる 過去へ戻って、後悔したあの日をもう1度やり直す 曇り空を晴れにしてみる 気になるあの子の気持ちを、自分に向けさせる お金持ちになる 私は何をしたいだろうか。 私だったら、自分の暮らしをよくするために使う。 素敵な家を作って 素敵な庭を作って 大好きな人と住む。 贅沢な暮らしじゃなくてもいいから、 必要なものと ちょっぴり暮らしが豊かになるようなもの それだけ、あればいい。 でも、魔法がなくなってで

      • 夜行バス

        今日、久しぶりにバスに乗った。  夜、バスに乗るとなんだか懐かしくて、ちょっぴり寂しいような気持ちになる。 ひとり旅をしていたとき、夜行バスで向かった次の目的地。 友だちと遊んだ夜、帰りたくないなって思いながらバスに揺られて帰った、ひとり暮らしの家。 夜のバスに乗ると、なんだか心細くて、降りてしまいたくなくて ずっと、ずっと、このバスが私を乗せてどこかへ行ってしまえばいいのにって思う。 誰かが "夜のバスを見ると、誰かがいなくなってしまう気がする。" って言っ

        • 雨の日

          雨の日には 雨音を聴きながら、薄暗い部屋で ぼんやりと外を眺める。 スマホを手放して 時にはギターを手に取って、弾いてみたり 時には本を手に取って、物語の世界に入り込んだり なんでもいいから勉強してみたり でも、1番好きなのは 窓についた雨を眺めながら 自分のこと 自分の人生について ぼんやりと考えている時間。 明日、何やろうかなとか 今月は、どんな月にしたいかなとか そんなことを考えている時間が 1番好き。

        出会いがあれば、別れもある

          言葉にできないこと

          言葉にできないことって、たくさんある。 朝起きたとき 晴れていて鳥がさえずっているあの時間に 感じること。 大切な人と会ったとき  胸がどきどきして、わくわくする あの感じ。 その日の終わりに  なんだかそわそわして、少し胸がしゅんとなる  気持ちのこと。  夕日を見て たまに泣きたくなる あのときに感じること。  「なんかいいな」 って思ったときの感情は、それは言葉で表せるものじゃなくて、表してしまうとその感情の意味が薄れてしまいそうで 言葉に

          言葉にできないこと

          小学生ぶりに種を植えた

          朝、起きる。 外に出て、玄関横の花壇に植えた種を見にいく。 しゃがんで、 じっと見る。 これが毎日のモーニングルーティンになった。 毎朝 ちょっとわくわくした気持ちで目覚めたり、 小さな芽が出ていたら幸せな気持ちになったり、 なんて素敵なことなんだろう。 「となりのトトロ」に出てくる、めいとさつきじゃないけれど 花壇の前で踊りたい気分だ。

          小学生ぶりに種を植えた

          100点が取れない、わたしの話

          私は、100点を取ったことがない。 どんなに得意な教科でも どんなに一生懸命努力しても 99点で終わってしまう。 誰かに褒められるようなすごい絵を描いても 何度も弾いて、美しい音色が奏でられるようになっても 結果は100%にはならない。 どんなに練習しても どんなに頑張っても 2位になってしまう。 前に 「2位じゃだめなんですか」 と言った人がいた。 2位じゃだめなんですよ。 だって努力したんだもの。 だって頑張ったんだもの。 2位じゃだめなの

          100点が取れない、わたしの話

          どきどきすること

          感情っていうものは、目に見えなくて 簡単に  嘘がつける。 感情には、正解もないから 自分を信じることもできれば 人に合わせることもできる。 例えば、 「好き」ってなに? って聞かれても 正しく答えられないかもしれない。 でも だだ 胸がドキドキしたり、 わくわくしたり 苦しくなって 泣きそうになったり 言葉では表せないような そこには感情しか存在しないようなものが 「好き」ってもので とてつもなくこの感情が 愛おしくなってしまう。

          どきどきすること

          月がきれいですね

          青い空がきれいなこと 1番最初に伝えたい人は誰だろう。 今日もいい1日だったと 1番最初に教えてあげたい人は誰だろう。 欲を言えば それを思ったとき 隣にいて欲しい人は誰だろう。 夏目漱石は 好きな人に「好きです。」と 伝えるのではなくて、 「月がきれいですね。」と 言ったらしい。 月がきれいで、それを伝えたい人 一緒に見たい人が あなただったということなのだろうか。 恋人でも 友達でも 家族でも 大好きで、大切な人だといいな 私がそう思

          月がきれいですね

          わくわくするほう

          ONE PIECEのルフィが 「海賊をやめる」って 宣言したシーン、ありましたよね。 つまらねェ冒険なら おれはしねェ!!!! って。 これからの未来がどうなるのか、そもそも未来なんてあるのか。私だったら絶対に気になる。 だけど、知らないほうがわくわくすることって絶対ある。勝敗がわかっていても、楽しければいいやって思うことたくさんあると思う。 常にわくわくするほうに歩んで行きたい というか、常にわくわくしていたい そう思う。

          わくわくするほう

          幸せなこと

          朝起きて、空が明るいこと。 朝ごはんが美味しいこと。 朝に聴く、ギターの音色がそのときの空気に、光にとても合っていること。 誰かとご飯を食べれること。 自分の作ったご飯を 美味しいって食べてくれる人がいること。 最近植えた花の芽が出てるということ。 昨日より 上手にギターが弾けるようになったこと。 「また明日」って 言い合える相手がいるということ。 「今日もいい日だったな」って 毎日の終わりに思えるということ。 明日が楽しみなこと。 ここにきてから、幸せだ

          幸せなこと

          悩みごと

          毎日ね、 たくさん反省することがある。 今日はあれがダメだったとか、あのときあーすればよかったとか。 まだまだ未熟な部分がある私にときどき嫌になる。 頭では、「完璧じゃないからこそ、人間って面白いな」って「人だからこそ、裏表がある」って思っているんだけど、なかなか心ではそう思えないことも多くて。 だけど、毎日こう反省して生きていくしかないんだよね。悩みは尽きないね。

          悩みごと

          断捨離をする

          先日、友達と話をしているときに「病んでいるときはどうする?」という話になりました。 私は病むときはとことん病んで、ベットから出ずにご飯も食べられないような性格なので、部屋は荒れ放題、掃除はしない、頭の中のごちゃごちゃがそのまま身の回りに可視化されたような生活を送ってしまいます。 でもその友達は「周りのものすべてを断捨離する。」らしいのです。部屋の中だけではなく、人間関係も。 人間関係の断捨離ってなかなか気が付かなかったなと思いました。 だって、友達って誘われたらご飯とか

          断捨離をする

          幸せとは

          〜星が降る夜と眩しい朝が繰り返すようなものじゃなく大切な人に降りかかった雨に傘を差せる事だ〜 これは歌詞の一部です。あなたにとっての幸せとは何ですか? お金持ちになること?美味しいものをいっぱい食べること?恋人ができること?帰りたいと思える家があること?健康でいられること?旅行に行けること? 今私が書いたもの全部でもいいし、書いたものの中にないかもしれない。人それぞれの幸せがあると思います。 あぁ、幸せになりたい。幸せになれますように。と日々私は思っているけど、幸せっ

          幸せとは

          感情を無にする

          「コロナ禍」と言われ、外出自粛が騒がれる世の中になった。今は半年前よりも少しくらいはマシになっているのかもしれないが。 自分のやりたいことが自由にできない。実家に帰れない。旅行もできない。遊べない。会いたい人にも会えない。そんな毎日を早くこんな日々が終わらないかと思いながら過ごす。 そんな思いとは裏腹に、SNSを開けば知り合い、もしくは会ったこともない人が街へ出て遊び、会いたい人に会い、廃れてしまった観光業を活性化させるためにGOTOキャンペーンが開始された。 そんな情

          感情を無にする

          就活をしないわたしの話

          突然だけど、大学4年生の私は就活をしていない。 周りの友達は全員就活をしているし、実家に帰れば絶対と言っていいほど「もう就活は終わったの?」と聞かれる。全く知らない、その日はじめて会った人にだって「大学4年生です」なんて言ったら次に出てくる言葉は「どんな企業に就職するの?」とかそんな話だろう。 だけど、私は就活をする気はない。 いや、今更やっても遅いって言ったほうが正しいのかもしれない。 就活していないからといって、ものすごくビックな夢があるわけでもなく、起業したいわけ

          就活をしないわたしの話