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私と鬱病(復職)

デイケアに通い続けて半年、体調も比較的安定してきたため復職を考えるようになりました。

自己分析をし「自分を良く見せたかったため仕事を詰めすぎたこと」「周りの人に頼れなかったこと」特にこの2つが自分を追い詰めていたと気づいたため同じ過ちは繰り返さないようにしようと意気込む私。

復職先は実家から比較的近い場所。前の店には戻らないと決めていたので人数の少ない小型店舗へ転勤しました。

一年半ぶり、復職しました

最初は始業から16時までという少し時間を短縮して慣らしていくことにしました。

始まって2週間は体力的にきつかったです。帰ったらすぐに倒れこんな状態で大丈夫かなと心配になるほど。

ただ業務的にも単純作業が多く、過去にやったことがあるものだったので新しく何か覚えないといけないという負荷はなく体力的なところ以外に問題はありませんでした。幸い職場に以前より仲の良いパートさんと後輩がいたためサポートが手厚かったこともあったのでしょう。


そしてまだこの時はノルマは課されていなかったため時間がたつにつれてだんだん昔のように仕事ができるようになってきたのです。(といっても3ヵ月かかりました)

就業時間も一般の正社員と同じようになりノルマの話もでてきました。ただこの時はもう無理しないと決めていたのでそこまで大きな負担には感じていていなかったのです。

このまま行けば大丈夫。復職は問題ない。

と思っていたのです。

またもやってきた、絶望の異動

復職して9か月、薬を飲みながらでありますが順調に仕事ができるようになってきたとき、それはやってきました。

仲の良いパートさんと後輩の異動

私の心のよりどころがいなくなると分かった瞬間心がズーンと重くなりました。

しかも後輩が抜けた後に入るのは新人、パートさんの代わりも新人。

人数が少ないうちの店では私が教育係になるしかありませんでした。

上司に「前回新人とのやりとりで鬱になったのでまだ教育係は厳しいです。」といったものの、私しかいないのも事実。受け入れるしかなかったのです。

今までは後輩が業務やノルマを引っ張ってくれていたためその役割も降りてくることになりました。店には役職、新人、新人パート、そして鬱病明けの私。なんでこうなってしまったのか。

正直この人事にはいまだに納得いきません。



やっと普通の人のように仕事ができると思ったのもつかの間。

また私は休職への道をすすんでしまうことになったのです。



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