肉肉同好会②(活動内容報告書: 2021.05.31)
※ 肉肉同好会とは彼と私が、様々な美味しい肉を二人でレストランで定期的に食べて、その後、肉たちの味を「比較、研究」する会である。
私と好きな人(彼)二人だけで活動している肉肉同好会であるが、一番難しいのは部長である彼と一部員の私の日程調整だ。
部長の彼は何だかとても忙しくしている。本当に一生懸命に働いているので、私は心の底から「偉いなあ」と思っている。
肉肉同好会の活動費は今のところ全て彼のポケットマネーから出ている。
もっとこの活動が大きくなって、「地域経済復興支援事業:牛肉研究会」みたいに名前そのものが変化してくれたら、私も財務省あたり(?)にメールして(?)この活動費を国の予算でぜひ出してもらいたいと思っている。
しかし、今の名称は肉肉同好会ゆえに、活動費は彼のポケットマネーしかないのだ。
彼のポケットマネ― → 彼のお給料 →彼の会社
という風に、元をたどっていくと、彼の会社が肉肉同好会の活動費を出してくれていることに気づく。
「全く有難いことでございます」という風に私は彼の会社に日々感謝して生きている。
というわけで、彼は基本仕事がとても忙しいのだ。
彼は電話で私に一生懸命説明する。
「来月は、仕事が忙しくて、なんちゃらかんちゃら、だから君と会えるのは先になってしまい、どうたら、こうたら。」
私は基本、自分の都合の良い言葉しか、「日本語としては聞こえない」という特殊な耳を持つので、彼の説明は全然聞き取れない。
私は日本語が好きで(日本人だから)、英語と中国語には親しみを感じるが、「ロシア語」は昔からとても怖かった。「ロシア語恐怖症」と言ってもいい。
彼の言葉は全然聞き取れないという点でロシア語に似ている。
でもロシア民謡を私はとても好きなので私は彼の「会うのは先になるよ」という説明を聞きながら、このロシア民謡を思い出していた。
この話は長いので、次回に続きます。
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