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ありそうでなかった「ポストカードで贈る図書カード」

以前にご紹介した神保町駅近くの絵本店「ブックハウスカフェ」は、古本屋街をぶらりとするときには必ず訪れたい!私のお気に入りの書店の1つです。


先月訪れた時に、店内でこんな商品のプロモーションをしていた女性と出会いました。その商品は、

『ポストカードで贈る図書カード』

図書カードを内蔵したポストカードです。
送り手はメッセージを書いて郵送するだけで、図書カードをプレゼントできるというものです。受け取った人はすぐに図書カードを取り出して本屋さんへ行くのも良し、かわいいポストカードは暫くは部屋に飾っておくのも楽しそうです。
グリーティングカードに図書カードが入っているというイメージです。
お誕生日や入園・入学のプレゼントに活躍しそうな、ありそうでなかった!そんなポストカードです。


彼女がこの商品を作ったのは、
ご自身のこんな思いから…
「好きな本を読んでほしくて、子どもたちへのプレゼントとして図書カードを贈ることが多かったが…
あの小さなカードからは、心のこもったプレゼントをもらった!という風に感じてもらえていないのでは?
結構値が張るプレゼントなので、残念な気がして…」

わかるわかる~!と私。
ぺらっと小さな図書カード、可愛い図柄のものもありますがギフト感はいまいち感じられないような。
プレゼントはプレゼントらしく、ちょっと華やいだ気分で贈りたいものです!
プレゼントする幸せ、プレゼントされる幸せには見た目も大事。
好きな本を選んで読んでね!と心をこめての贈り物なのに、リボンや素敵な包装紙とは無縁のプレゼントではちょっと悲しいです。


「受け取ったかわいいカードをそのまま部屋に飾れば、本を買いに行こう!と思ってもらえるかもしれない。もらった後は忘れられてしまうことも多いようなので」


確かに「あっ、こんなところに図書カードが」なんてことを私も何度か経験しています。


子どもたちに「本屋さんに行って本を選んで欲しい!」という熱い思いから生まれたポストカード「ジャケット郵便madoca」


まだ始動したばかりと言う彼女、
プロモーションをしながら色々な人に意見を聞き、ポストカードの改善に取り組んでいるということです。
そこで私もこんなのあったらいいなあ~と、1つ提案させていただきました。

大人用が欲しい!
図書カード、実は私もプレゼントされると凄く嬉しいです。
自分ではちょっと手が届かなかったり、今はあまり読まないけれど手元に置いておきたい!と思う本を購入できる機会になってくれます。本屋さんをぶらぶらするのが一層に楽しくなるプレゼントなのです。

もう大人になった親戚の子どもたちに、プレゼントすることが多いのも図書カードです。
自分と同じようにちょっと余裕を感じて本屋さんに行けるかもしれない、普段選ばない本を手にする機会にもなるかもしれないと、想像しながら贈ります。

電子書籍の利用や、本をインターネットで購入することが多くなっからこそでしょうか。
本屋さんをゆっくりと訪れることが、以前よりずっと〝贅沢な自分時間〟になったような気がしています。

図書カードをプレゼントすることは、単に本を買える金券のプレゼントではなく、〝本屋さんで本を選ぶ楽しみや時間〟のプレゼントになるのかもしれませんね。


「本しか買えない図書カードだからこそ贈りたい」
そんな彼女の夢の形が大きく広がりますように!


最後までお読みいただき有難うございました☆彡


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