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台湾華語の学習に役立つテキスト

台湾華語と聞いてハテナが頭に浮かぶ方が多いかもしれません。
簡単に言うと、中国語の一種です。

まず…
日本の大学で教えられているのは中国の普通話と呼ばれる標準中国語のことで、簡体字という文字を使います。

台湾華語とは…
台湾で使われている中国語のことで、繁体字という文字を使います。言い回しなど普通話とはちょっと違う点がありますが、
普通話と台湾華語の間で全く通じない、聞き取れないということは少ないようです。(一種の方言ってイメージ)

なぜ台湾華語の勉強をするの?
私の場合は、元々大学で中国語の勉強を始めたことがきっかけです。中国語学習歴は一年半ちょっと。大学では普通話・簡体字のテキストで授業が進んでいますが、YouTubeから台湾に興味を持ったことで台湾華語を独学で始めました。

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学習の基礎

・文法など
勉強を始める際は「台湾華語」と書いていないテキスト、つまりは中国語のテキストの中で使いやすいものを選んでみてください。私は大学の教科書「日中いぶこみ広場」で基礎を学びました。簡体字で書いてありますが、文法を学ぶには中国語のテキストの方が多種多様なものが販売されているので自分に合ったものを見つけやすいと思います。

最初から台湾華語で学びたい!という方は台湾の大学や語学学校でも使われているこのテキストをおススメします。対話文とそこに出てくる単語を学習するという形式で、内容も日常生活や留学生活に沿ったものが多いので実用的だと思います。

・発音記号
中国の中国語を学ぶ際に発音記号として用いられるのはアルファベットです。これをピンインと呼びます。
これに対して、台湾では独自の発音記号Bopomofo(ボポモフォ)が使われています。日本の五十音のようなものです。ピンインよりも正確に発音を表現していると私は感じています。

では台湾華語を学ぶにはボポモフォを覚えないといけないなんてことはありません。台湾に留学している方でもボポモフォを覚えていない方も多いようですし、自分が使いやすいほうを選ぶのがベストだと思います。

ちなみに私はまだ覚えている途中なのですが、こんな感じに表を作っています!

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ボポモフォを覚えるためのサイトや歌もあるので是非見てみてください!


もっと勉強したくなったら…

・日常台湾華語会話ネイティブ表現

日常で使える会話が豊富に載っているので、基礎はだいたいできたかな?というレベルから使えるテキストだと思います。ある程度勉強をしていても何気ない会話が苦手という方にもおススメです。
私は2カ月ほど前から使って勉強していますが、語彙も言い回しも学べて大満足!!発音の表記はボポモフォとピンイン両方載っているので分かりやすいです!!

・日本人が知りたい台湾人の当たり前

上級レベルのテキストだと思いますが、ネットや辞書で分からないものを根気よく調べれば、中級レベルの学習者にもいいテキストになると思います。
内容は台湾人の生活や文化が詳しく書かれていて、台湾に興味がある方にとってはとても面白いはずです。台湾で人気の調理器具「大同電鍋」のことも詳しく書かれています!

中級レベルの私にとっては音読も理解も大変でしたが、内容の興味深さから頑張って勉強を進めることができました。この本にはボポモフォやピンインなどの発音記号は記載されていないので注意が必要です。

・聴く中国語

毎月発刊されている中国語雑誌です。
内容の大半は中国で使われている文字、簡体字で書かれていますが、CD付きでリスニングの強化ができることや、多様な話題が扱われていることがおススメなポイントです。中級レベル以上の方であれば楽しめると思います。


まとめ

まだまだペラペラ話せるレベルには遠い私がテキストの紹介をするのは変かもしれませんが、いいテキストに出会えたことで自分の語学力が上達して、より学習に励むことができたという経験があるので、台湾華語を始めてみたい人、テキスト選び中の人などの役に立てたら嬉しいです。



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