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【寄付者インタビュー】活動内容ではなく、関係性に寄付をする。【男性/20代/WEB系・飲食店等】

寄付する人ってどんな人?

寄付する人ってどんな人なんでしょうか?また寄付をしない人ってどんな人なんでしょうか?
自分の財布から自らお金を出すという点では、消費と一緒ですが、「ずっと賃貸でお金を払い続けているのが、勿体ないから資産となる不動産の購入を検討している」や、「パソコンを壊したから、なるべく早く新しいものが欲しい!」や、「のどが渇いたから、飲料水を購入する」とは、動機付けのされ方や、実際に支払うというアクションの起こし方が、全く違うように思います。
今回の企画である寄付者インタビューは、なぜ寄付をして、どのように寄付する先を選んで、何を期待してなど、寄付について様々な観点から、お話を伺うことで、『寄付』について、解き明かし、「寄付しようかな」という人が、「寄付しよう!」と思えるようにお力添えが出来ればと考えております。

今回寄付についてのお話を聞いたのはどんな人?

性別:男性
年齢:20代後半
職業:WEB系
在住:東京

寄付ってしてますか?

■毎月定額の寄付をしている団体
地域活性系団体
国際協力系団体(ワークキャンプ、スタディツアーなど)

■プロジェクトや何かあるたびに寄付する団体
難民支援系団体

■単発で寄付したことがある団体
教育系団体
子育て支援系団体
途上国支援系団体

寄付についてどう考えていますか?

寄付するということに対して、抵抗はありません。
ただ「さあ、寄付しよう!」や「寄付する先を探そう!」と、自分から寄付する先を探したことはないですね。
寄付をする先にもルールがあって、国際的な範囲で活動しているような、大手の非営利団体への寄付にはしてません。

なぜならば、
・認知度も高く、充分に資金があるので、自分が寄付をする必要性を感じない
・歴史もあり、長く活動しているので、自分が寄付したことによる差異がわからない
・寄付の用途例の説明されているが、実際にはどうなの?と寄付の行き先が見えない
からでです。

よって、
・認知度が低く、充分に資金がない
・寄付の用途がわかりやすい
・創業から間もないので、支援したことによる差異がわかりやすい
のような団体に対して、継続寄付や単発寄付を行っています。

要するに応援するなら、大手よりベンチャー派です。

寄付先の団体をどう出会い、寄付をしたのか?

寄付する団体との出会い方も様々で、例えばFacebook経由でのクラウドファンディングでの支援の呼びかけを見たり、知人に誘われたイベントでの登壇していた団体など。
非営利団体のコンセプトや活動内容、問題解決のアプローチを聞いたり、見たりして「いいね!」と共感すれば、比較的簡易に寄付をしている。ただこの場合、単発の寄付になることが多いです。

支払った後は、自分の払った金銭で納得できる成果に繋がっているか、を自分の行った寄付の判断軸になっています。例えばクラウドファンディングでの支援の場合は、プロジェクト達成後に報告書などのリターンはありますが、報告書に目を通し、プロジェクト実施前と実施後でどのような変化があったかを見ています。パッと読んでみて、わかりにくいと「んん、、」となってしまいますが、なのでどのような成果を出しているかを写真などを使って、わかりやすく伝えてくれると嬉しいです。

継続的に支援している団体は、活動内容や活動団体よりも、活動している個人と先に出会っている場合が多いです。その人と出会って、面白いやつだなとか、人対人で関係性ができていく中で、一緒に何かやろうぜと始まり、プロボノ・ボランティアとして、関わるうちに、継続的な寄付支援を行っています。距離感が近いので、活動報告を貰って、読み込むというよりは、活動報告が自然に入ってくる状態です。
単発寄付にはない、ある種の仲間意識やメンバー意識があって、活動内容などに不服なことがあれば、外部の批判者となるわけではなく、活動の当事者として、変えられないかとアプローチします。

活動内容ではなく、関係性に寄付をする

自分自身は子どもの支援や、教育系、農業系などというテーマに対して、興味や関心をあるので、アンテナが立っていることもあり、外部から得る情報として、テーマに沿った活動の話を得ることが多いです。実際に継続的に寄付をすると考えると、活動内容よりも先に人に出会い、得た関係性に対して、寄付をしています。
だが、関係性をつくるために寄付をすると、結局は単発での寄付など短い関係性で終わってしまっていて、継続的に関わり続けることによる、仲間意識やメンバー意識など、関係性ができたその先に寄付があります。

寄付インタビューのご協力頂きまして、ありがとうございました。

https://note.mu/1153/n/n184a42ab1ca3

サポートされるとすごく喜びますし、もっと頑張ります。