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人生

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#家族

海

肌寒くなってきた 砂浜

日は落ち 闇夜に星が光り始める

母の しろくなった髪

銀色が流れ 父を探すように散っていく

父が行った 丘の上

目指して歩む 息の白くなる前に

悲しみ

悲しみ

母は 傷ついた 大きな鳥

僕も 傷ついた ちゅうくらいの鳥

母は ちいさくなってきたけれど

外敵を けちらす

実は ちいさなおとにも おびえる

傷ついた とり

その傷は 癒せないかも

その傷で 狂ってしまうかも

狂わないように やさしく やさしく

ぼくは 傷ついた鳥

傷をいやすために 今日も飛ぶよ

愛と家族を探して 佐々木ののか

愛と家族を探して 佐々木ののか

様々な家族の形がインタビューで記されていて、

「いま」を生きにくい自分にも希望になった一作。

一緒になりたい人が障碍者で、自分も心もとなくて・・・

そんな今にいろんなカタチを提起してくれる本だった。

こころの筋トレ

こころの筋トレ

父母のわがままを許せず、自室になるべくいた。

嫌いだという感情を押し殺そうとしたが、押し殺す瞬間がスローモーションのように感じたので押し殺すのをやめた。

あぁ、怖いんだなぁと開放感があった。

夕飯をまえに、どうしたものかと思っていたが、ある動画ではりつけの人が出てきて、キリストのよう、と思いながら、泣きたいような気持になった。

ヨルシカと言ういつも心を揺さぶるアーティストのパレードという曲

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ラングドシャ

ラングドシャ

父の健康状態に波がでた。

人はいつか死ぬというが、ちかしい人、親の死ははじめてなのだ。

持病をもつぼくの不調に親が振り回されてきたが、

親もやっと自分と夫婦にむきあう時期となっているようだ。

一病息災か。

活発な父に振り回されることも多かったが、父もコロナを恐れてほぼ活動しなくなった。

かわりに僕が、買い物など行くようになり、たまに給仕みたいに扱われてイラッとするが、うまく役割の移行が

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