小説家になりたい男の戯言NO.16
児童小説。
以前私の好きな小説の中で、ズッコケ三人組が好きだと書いたのですが、ここにきて今度はそういった子供向けの小説を書いてみたいという願望が芽生えたのです。
実はというか、昔、小説家以外に就きたい職業があるなら小学校の教師になりたいなと思っていた時期がありました。
特別子供が好きだとか、そういうわけではないのですが、私が今までこうして生きてきた中で得てきた、様々な感動や経験。それを子供たちに少しでも伝えたい、共有したい、共感したいという気持ちが少なからずあったのです。
無論、そこに至るための努力等は全くせず、夢ばかり見ているだけだった自分なので、教師という夢は勿論成就できず。
ああ、今こうしてこの記事を執筆している中で思うのは、夢を持ち、夢を見ることは沢山するのに、それを叶えるための努力は全くしてこなかった私。そんな私にとって小説というものは、夢を持てば、紙とペンがあればすぐにそこに具現化出来る存在として、都合がよかったのかもしれませんね。怠け者の私に実に見合った夢なのかもしれません(本気で小説家を目指している方には申し訳ありません。ですが、今の私は本気で取り組んでいます)
話が脱線しましたが、そういう子供たちの成長の一端を担える存在でありたい。その為に私に何が出来るか。児童小説を通して、子供たちの心に潤いを与えたい。ズッコケ三人組やドラえもんで育って、心が豊かになった私なので、少しでもその経験を伝え表現したい。
そういう理由で私は児童小説を書くことに決めたのでした。
さて、そうはいっても、実際書いてみると中々難しいものでした。
私の小説はテンポはいい方だとは思うのですが、時折回りくどい表現があったりと、およそ児童文学向けではありませんでした。
ですので、独学ではあるのですが、児童文学を書く上のコツみたいなものを調べ、子供たちに少しでも分かりやすく、そして深みのある温かい作品作りを心がけようと思ったのです。
そんな思いで児童文学に取り組んだのは今から約一年前のこと。
じゃあ現在の私は何をしているかというと・・・。
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