タロットカード17番「星」/理想と現実のギャップからすべてのモヤモヤが生まれる
タロットと星読みの占い師をしている伊藤七です。普段の雰囲気と占いをリンクさせた投稿をしてみたくて、タロットカードのひとつ「星」について思うことを書いてみます。
なぜ「星」を選んだかと言えば、個人的に好きなのと、生きる中でこのテーマにぶち当たることは多いなと感じるから。
前提として、タロットカードは全部で78枚あり、正位置で出るか、逆位置（上下逆）で出るかによって解釈を変えながら読み取るものである。
裸の女性が水を流しているような絵柄だ。
キーワードは夢・希望・理想。
正位置で出ると「夢・希望・理想が叶う」「これから夢・希望・理想が見つかる」といった前向きな意味合いが強くなる。
逆位置（上下逆）で出ると「夢・希望・理想と現実のギャップがある」という意味合いが強くなる。
個人的には、生きる中でのあらゆる悩み・モヤモヤは「理想と現実のギャップ」から来ているのでは、と思っている。
本当は◯◯な仕事をしたいが、できていない
本当は◯万円の月収がほしいけど、届かない
本当はあの人に◯◯してほしいけど、望みはない
本当は職場から◯◯さんが消えてほしいけど、明日もいる
本当は行ってみたい場所があるけど、時間もお金もないから難しい
本当はやりたいことがあるけど、そんなことやってる場合じゃない
本当は◯◯な自分でいたいけど、ついイライラしたり、怠けてしまう
どんな悩みやモヤモヤも、「本当は◯◯だけど、現実は◯◯」に当てはめられるのではないか。そう思ってるけど、どうなんでしょう。
このギャップがある状態でも前向きに動けたり、現状をそのまま受け入れたりできればストレスは減るんだろう。
「本当は◯◯したい」のために一歩ずつ頑張っていたり、
「とはいえ現実の世界も悪くないから、変えなくていいや」と思ったり。
雑に分けると、上のどちらかができれば大きなストレスからは解放されるのでは、と思ってる。
タロットカードは78枚もあるから、良い意味・注意したい意味などバリエーション豊かだ。
でも星の逆位置「夢・希望・理想と現実のギャップがある」は汎用性があり、あらゆることに共通するテーマなのではないか。
そう思うから、星のカードはメッセージ性が強く、強調されるように感じる。
タロットのセオリー的にはそこまで強烈なカードではないけど、個人的には土台というか、根っこから問いただされているような気分になるカード。正位置でも逆位置でもけっこう好き。
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あなたが今抱えているモヤモヤは「本当は◯◯したいけど、現実は◯◯」の型に当てはまりますか？（当てはまらなかった場合は参考までに教えてほしいくらいです。）
「本当は答えを明確にしたいけど、現実では明確じゃない」といったモヤモヤも、この型に当てはまると思ってます。それが半分を占めるかも。
理想と現実が完全一致している人っているんだろうか。
何事においても「まぁこんなもんだろ」と処理できる人は、理想と現実がそこそこ一致してるか。いるな、そういう人。
「今」に集中してる人も、「夢・希望・理想と現実のギャップ」には苦しめられないかもね。いるな、そういう人。
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