企業はいきもの。成長プロセスでどう持続性の高い組織カルチャーを創ることができるか。
ビジネスの話です。
厳しい時は、資金的にも余裕がなく、できることも小さい。ルールも適当。しかし、なんとかせねばという本気度と熱量が高いものです。限られた資金を溶かしてなるものかとがめつく、外部に発注するくらいなら寝ずに自分たちで手を動かす。効率が悪いとか言っている余裕もない。
ベンチャーの創業期から成長期のような時かなと思います。
だいぶ良くなると、資金的にも余裕があり、大胆な投資も可能になる。管理部門も整備されて人事・総務的も独立して決まりも整い、会社っぽくなってくる。しかし、誰かがなんとかしてくれる、どうにかなるだろうという危機感の欠如が生まれやすくなる。採用も活発化し、効率を考えて外部発注も増える。資金を溶かしやすい環境になる。
ただ成長して、大企業病っぽい状態かなと思います。
どっちが良いとか悪いとかではなく、法人とは人のような生き物です。常に変化していきます。成長は目指しつつも、ただ成長すると前者のような状態に陥りやすい。望ましい企業カルチャーをどこにおくか。1番大切なことは、危機感と熱量と資金に対するシビアな姿勢だと思っています。伸びていても貪欲な姿勢を継続し続けることが大切ですが、だいたい余裕が油断になり、衰退の第一歩となります。
この問題の解決は、経営トップの姿勢と行動。現場に対して、ビジョンとアクションと投資の説明責任を果たし続けるしかないと思います。毎週朝礼で話している意味はここにあります。その組織の外部発注、接待交際、その他経費の使い方をみれば経営者の本質が見えてきます。経営者は、危機感も熱量を持って、資金の使い方にも厳しくなければなりません。
Bリーグも成長期に差し掛かり、このあたりをバシッとコントロールしていくことで、未来に紡いでいかなくてはならないなと思っています。
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