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B2、B3クラブの入場者数が増えている背景と活動について共有いたします。やはり、強い意志と活動量はもちろんですが、伝播しているんです!

集客で結果を出すクラブが現れると、良い意味で伝播していくという話です。この1、2か月入場者数が最多を記録するクラブ(特に、B2.B3)が続出していますが、これは良い意味で伝播しているからこその現象でもあるかなと思っています。

例えは、愛媛オレンジバイキングス(以下、愛媛)が、2月25日4000人プロジェクトを成功させて4037人を達成しました。これは、業界内ではかなり話題となり、複数のクラブ社長や各地のバスケットボール協会からどんな手法によるものなのか問い合わせが入ったようです。

また、シーズン終盤、愛媛のホームゲームの冠スポンサーを引き受けている企業から4037人超えを目指したいということでかなり積極的に動き出しているという話も聞きました。つまり、どこかで素晴らしい結果を残すと、他クラブはもちろん、地元でも「またやろう!」や「あの記録を超えたい!」というポジティブな連鎖反応が起きるのです。

地方のB2.B3クラブが、1試合だとしても出来るということを証明していただけることは、他のクラブの集客現場を勇気づけるとと、自分たちも何とかしなければならないという空気を作り出してくれます。

一つのプロジェクトの結果がきっかけで、新たなプロジェクトを誘発、B.LEAGUEが、相対的に集客力が上がっていくことに期待をしています。B.LEAGUEの良いところは、コート上では勝負ですが、ビジネス面では協調している文化だと思います。

やはり、プロジェクトでもなんでも1試合でも満員にして、2.3.4試合と毎シーズン増やしていく。まずは、地元の皆さまと一緒に観たことのない景色を創り出すことで今後も実現可能であるというイメージを持てるようにすることが大切です。

1番の敵は無理でしょ。地元が無理でしょと思っている間は無理なので。やってみよう!やれた!という成功体験が未来へのエネルギーになります。しかし、ただ試合をして、チラシを配っているだけでの達成は難しく、ファン・パートナー、自治体、地元のざまざまな団体の皆さまにダイレクトにアプローチして、満席から逆算して積み上げていくしかありません。

選手やチア、マスコットの協力、メディアの協力も必要不可欠ですね。主旨や想いを伝えればみんな協力してくれると思います。実際、クラブ最高入場者数を記録した後に確認してみると総動員、かなりの努力をしています。このような泥臭いアプローチの習慣、熱量高く実現に向けて行動するクラブが強いと思います。

今日どのくらい入るかなーーーと漠然と不安の中で試合当日を迎えることのない状況を作り上げていくという強い意志が必要です。各クラブで切磋琢磨していきやすいようにリーグとしても好事例などの横展開を頑張ります。

最後に、必死に行動して会場に足を運んでいただく以上、満足度をどう上げるか、セットになります。



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