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B.革新 カーディング論について

カーディングとは、リーグ戦のスケジュールのことです。4年前に将来構想を発表した時点では、平日のリーグ戦を大幅に増やすという思想がありました。平日の方が、競合スポーツコンテンツが少ないので、メディア露出において優位になると考えていたからです。他方で、特に地方クラブからは、集客においての難しさに対する懸念もありました。

今回、 B.革新で修正をしたのは、メディア露出を意識しつつも、従来通り週末のリーグ戦もしっかり確保し、平日のリーグ試合とのバランスをとること。そして、選手のコンディションに配慮して、FIBA WINDOWのあるタイミングでは、週末試合の連戦を回避し、1日空ける方針で合意しています。

地方創生リーグを目指すといいながら、ホーム&アウェーによるファンの往来を減らしては、地域への経済効果にも影響もあるだろうと週末試合を極端に減らさないという判断をしました。クラブにより、週末増やしたい、平日を増やしたい、地域性軸やアリーナ運営軸と観点は様々ありましたが、理念実現を重視していくことで合意しています。

カーディングに関することで言えば、リーグ戦の試合数が多いことで、シーズン中の代表合宿など、国際試合に向けて準備することが難しいという問題がありました。原則、FIBA WINDOWの裏の期間に B.プレミアはリーグ戦を開催しないと決めています。(コロナ等特別な場合を除く)

また、Widowの試合前に合宿期間を14日間欲しいとJBAの強化側からは強く要望されていました。さすがに、14日間まるまる確保するのは、事実上1ヶ月間リーグ戦が無かったり、60試合行う年間スケジュールの中で行うなかでは難しかったというのが事実です。

元々、Widow前の7日間はリーグ戦は開催しない予定にしていますので、14日前には残り8日間なんとか工面しなくてはなりませんでした。8日より前については、極力避けますが、リーグ戦がある可能性があります。最終的に、最善を尽くした上で、合宿期間と重なる場合は、招集された選手たちは代表合宿を優先してもらうという判断をしました。

日本代表強化に貢献するというスタンスとリーグ戦の魅力を低下させないという二兎を追うことになりますが、理念実現、ビジネスを考慮して詳細を決めていきます。



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