プレゼンの誤解
先日、キンコン西野さんと飲んだ時にも盛り上がったプレゼンの誤解について、簡単にまとめてみました。
投資や大きな資金を投じる事業の意思決定をする時、事業の魅力や可能性なども大事なんですが、誰がやるのかが最大の判断軸になるというのが真実。
プレゼンの機会があるとどうしても、その企業、事業の魅力を伝えることに終始する人が多い。しかし、どんな魅力的な事業も計画もそんな簡単にいくわけがないですし、ほぼ挫折の連続になるはず。そんなことは、意思決定者になる修羅場を乗り越えてきている経営者なら誰でもわかりきった事実。
にも関わらず、坦々とパワポ資料を読み続けてもコイツ、わかってないな=やってくれそうにはならないのでノーとなりやすい。綺麗にまとめるよりも、いかなることがあっても逃げず、真正面からこの事業に向き合い、幾多の困難も死ぬ気で乗り越えてどうにかします!と迫力を出したほうが、ん?わかってるなコイツになる=賭けてみようかなになる。
資料を適当にという意味ではないですが、意思決定者の目線を理解しないとそもそもの噛み合わないので注意が必要だということ。大きな夢や仕事を成し遂げるための大事なプレゼンでゴーサインをもらいたいのなら、実績を積み重ねること、困難を乗り越えながらコイツやってくれそうキャラになる、ことなんだと思います。
この業界のスポンサーセールスなんかも一緒。このクラブを応援しようかの判断=コイツならやってくれそうという直感。
では、どうやってこの"直感"に該当する希少性あるメンバーに入るか?一言で言うと修羅場の数かもしれません。ということで、大なり小なり挑戦することが大切だと思います。動けば、うまくいかないとことの連続で、いちいち乗り越えなくてはならなくなるので自然にメンタルマッチョになります。
メンタルマッチョになると、挑戦の規模も拡大していくし、修羅場の難易度も上がる。そうこうしているうちにそんなメンバーの仲間入りするんだろうなと。そんな面倒な世界を目指すか目指さないかはさておき、プレゼンの技術や資料よりも超越する重要項目があるということです。
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