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責任者の振る舞い

責任者は、基本的に言い訳が出来てしまう環境は避けるべきだと思っています。これは、任命するほうもされるほうも注意が必要です。経営者は、言うに及ばずですので、役員や部門長、役職者全てを責任者と言い換えます。

例えば、ひとつの部門だろうが複数の部門を任される立場だろうが、当然のことながらその責任を全うすることに集中しないといけません。いかなる状況に身を置く、または置かせる場合でも責任の所在を明確にすることは、必要不可欠だと思います。

また、ふたつの部門の責任者の場合、ある部門が良いからと言って結果が出ない部門が、忙しくてとか余裕がなくてなどで正当化されるわけではない、としなくてはなりません。それは責任範囲の1/2が良かったに過ぎません。やはり基本はその責任者は、自身の管轄を深くみることが出来なくてはならないのかなと思います。あらためて任命するほうもされるほうも責任がある立場として慎重な判断が必要です。

結果を出せない部門のスタッフは肩身が狭くなるでしょうし、評価もされづらくなるかもしれません。何よりも責任者がこの部門に本気で注力してくれているのか、自分達の仕事を見てくれているのかさえ不安にさせてしまうことに繋がる可能性もあります。スタッフはシビアに見ているものです。

責任者である以上、自分のためだけでなく、注力、結果を出す、出させることは部門全体の士気に影響することです。例え、部下がひとりの部門であってもです。全社責任は経営者、以下の役職員は自身の管掌領域でどれだけ結果をだすかが全てです。

責任と覚悟があるのならば、まずは必死になって、足元を固め、結果を出す、部門の組織的な課題を解決することから逃げたり、先送りしないでいかなければなりません。


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