中井はるの

子どもの本の仕事 ベアトリクス・ポター協会会員(英国) penクラブ会員(子どもの本の…

中井はるの

子どもの本の仕事 ベアトリクス・ポター協会会員(英国) penクラブ会員(子どもの本の委員会委員)JBBY会員 イギリスを知る会会員 英国王室研究 英国史 料理(近茶流、西洋料理一般、お菓子作り、中華料理など)ブリテッシュベイクオフの大ファン 裏千家

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『子どもを守る言葉「同意」って何?』記事情報

だいぶ前に、二村さんが司会をされたオンラインを拝見したことがある。 その二村さんから編集にご連絡が来ました。 この本の力を伝えたい、と。 昨年、二村さんはこの本を大切に、一人一人に伝えてくださったそうです。 私もこの本の力を信じていて、日本で暮らす一人一人に手に取ってもらいたいし、読んでもらいたいと思ってきました。 編集者とともに多くの人にヒアリングして作り上げた本。 このような記事が出たのでお知らせ。 大阪・13坪の“街の本屋” 本の力を信じ、声をあげ続ける #子ど

    • 教文館に行ってみたら・・・

      昨日、#みやこしあきこ さんのギャラリー展があるというので、京都の展示準備がいっしゅんひと段落したので、上の階のナルニア国で書籍探しと、4階のピーターラビットのコーナーに行ってみました。 するとどうでしょう。なにも知らずに行ってみたら #ビアトリクスポター物語ピーターラビットと自然を守った人 #化学同人 が! ということで許諾をとって撮影してきました。 展示をされている店員さんに熱くポター愛を語り、お礼を伝えました。 福音館書店と教文館、そしてエインカレムの繋がりに

      • 難民のものがたり展 二子玉川TSUTAYA

        世界難民の日に関連して「難民のものがたり展」が始まっています。 わたしが取材、翻訳した絵本『難民になったねこクンクーシュ』も展示販売されています。 地球上で争い事はなぜ起きるのか? いつも弱いものが一番辛い目にあい、おなざりにされてしまう。 人の優しさとは何か? 問いかける機会です。 難民支援を直接と思われる方は、下のサイトへ。 こちらは、UNHCRの直接の支援先です。 https://www.japanforunhcr.org/appeal/trend?_gl=1*1

        • いよいよ、キャサリン妃が公務に復帰

          ケンジントン宮殿からのメッセージ、それもキャサリン妃本人からのものが出ましたね。 今週末の公務(国王誕生日パレード)に家族と共に出る予定だそうです。夏の間は他にもいくつかの公務に出る予定だが、まだ数ヶ月は治療が続くと書いてあります。今までのお見舞いへの感謝も述べ、さらに、私は蚊帳の外ではないですよと一言。まだ調子の良い時、悪い時もあり、気持ちが弱きになる時もあると。このメッセージの中からキャサリン妃の強い気持ち、芯の強さを感じます。写真は柳の木の下だろうか?  (追記)調べ

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        『子どもを守る言葉「同意」って何?』記事情報

          7月7日ー7月21日 京都きんだあぎゃらりい ビアトリクス・ポター物語ピーターラビットと自然を守った人 パネル展及びトークお知らせ

          (告知)7月7 日〜7月21日まで #ビアトリクス・ポター物語ピーターラビットと自然を守った人 #化学同人 #きんだあぎゃらりい 3回のトークを行います。 この本は、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の公式入門ガイドブックの翻訳です。 英語版は以下のリンク 以下のリンクが翻訳版です。内容は原書よりも詳しい部分、解説が追加されています。 14日はロンドン、ニューヨークでの取材を交え作者ビアトリクスとその作品を語ります。 ぜひいらしてください。#京都

          7月7日ー7月21日 京都きんだあぎゃらりい ビアトリクス・ポター物語ピーターラビットと自然を守った人 パネル展及びトークお知らせ

          「素顔のチャールズ3世」

          ニューヨークでのビアトリクス・ポターの追っかけ仕事や出版社訪問などで慌ただしく過ごしたのちに帰国しました。 帰りの便はANAで乗り継ぎでシカゴからでしたが、クルーの皆さんがとても気持ちよく、素晴らしい機内での旅でした。ぐっすり眠れて3月のイギリス往復の時より格段によかった。 さて、帰国するとふと気づいて見つけたのがドキュランドの「素顔のチャールズ3世」(前編)でした。 調べるとBBCの番組の翻訳を流しているようです。 Charles III:The Coronation

          「素顔のチャールズ3世」

          ニューヨーク到着

          ビアトリクス・ポターの追っかけも、ここまで来ると呆れる人もいるかもしれません。ニューヨークのマンハッタンに来ています。 ポターならイギリスでしょ、と思われる方も多いかもしれませんが、実はポターの作品や手紙などはいろいろなところにあります。 日本では「ビアトリクス・ポター資料館」(埼玉県)がありますし、意外と身近なところで彼女の足跡を見ることができます。 https://www.daito.ac.jp/potter/ さて、本題に。 今回は6月9日まで行われているThe

          ニューヨーク到着

          ねずみくんのチョッキ展

          現在6月3日まで銀座の松屋で展開中の「ねずみくんのチョッキ展」に行ってきました。きっと土日は混む。雨がふりそうな月曜日だと狙い定めて昼から堪能してきました。 写真を載せますが、実物の鉛筆の原画がすばらしい。これは目で見ないとだめ。 どうぞ気になる方はいらしてください。 話題のねずみくんのチョッキ展に行ってきました。 ラフや原画や、原稿がめいっぱい展示されていてじっくり読んでいると軽く2時間はかかる。早く見ようとしても1時間は必要。 ラフもさることながら、広告デザイナー時代の

          ねずみくんのチョッキ展

          紅茶について

          わたしたちは何気なく紅茶を飲んでいます。イギリス文学は必ず紅茶の歴史を知っているとより深く理解することができます。英米文学を理解する上で、あるいはドラマや映画の中でお茶を飲むシーンが出てきた時、これはいつの時代で、なんでここで紅茶が出てくるのだろうとか考えてみるとよりその作品を楽しむことができます。英国史も学び直しをはじめて5年ぐらいになりますが、ビアトリクス・ポター協会に入ってから、やはりお茶の歴史、つきつめると紅茶の歴史を中心に学ぼうと都内のお茶の教室に通い始めました。

          紅茶について

          子どもの本

          子どもの本の仕事をしたいと思ったのは子育てをするようになってからです。 子どもの本としてでているものは、もちろん子どもが読める本ということで出されていますが、大人にもおすすめです。 ここ数ヶ月で自分が読んで良かった本をいくつかご紹介。 村中李衣さんとしらとあきこさんがタッグを組むとこうなるのね。とにかく表紙のうさぎさんがもふもふです。そのうさぎの象徴するものは、心。読んでいてしぼみかけていた大人のわたしの心も、安心感に満たされた。なんでも強い気持ちでのりこえなくたっていいの

          ふしぎなえほん、かわったえほん、ふるいえほん

          今日は、目白にある貝の小鳥に行ってきました! 古書も充実していてじっくり見ていると時間を忘れるような空間。 ここに伺ったのは、福井さとこさんのシルクスクリーン版画展をみるためと、 福井さとこさんに会うためでした。 新刊の本もサイン入りで置いていますよ。 シルクスクリーンやポストカードの販売もしています。 『リパとみつばちの庭』はおすすめ。 さとこさんの作品は、一見とてもやわらかくてふんわりしていると思うのですが、その奥に真の強さを感じます。しっかりと足をふみしめて歩んでい

          ふしぎなえほん、かわったえほん、ふるいえほん

          ボローニャブックフェア

          ボローニャブックフェア

          ボローニャ体験とビアトリクス・ポター協会

          昨日は、ボローニャに代々暮らしている在住の会員によるボローニャ案内に参加。 もちろんビアトリクス情報を交換しながらですが、何度も来ているボローニャをディープに楽しむ良い機会でした。 何回かに分けて投稿する予定です。 ボローニャは昨年のブックフェアの後、大雨の時期が続き建物の損傷が激しいところがあったそうです。 ボローニャの歴史的な建物の中には、水に弱い土で作られたものが多く去年までは上に上がれた塔も全て囲いがめぐり近寄ることができないように保護されていました。 そして

          ボローニャ体験とビアトリクス・ポター協会

          イースターの季節

          この時期、ロンドンはイースターの飾り一色で、どこへ行っても卵やうさぎ、淡い色の花飾りなどが見られます。 今年のイースターは3月30日 イースターの前から学校などは休暇に入ります。 ビアトリクス・ポターがヒーリスさんと結婚式を挙げたセントメリーアボット教会も、子ども向けのコーナーには、イースターについての説明などがたくさん置いてありました。塗り絵をしてイースターについて理解を深めるようなテキストも置いてあり、とても興味深いものでした。 そして、チェルシーのエリアでは、こん

          イースターの季節

          ピーターラビットのゆかりの地

          ビアトリクス・ポター協会の会合で、ロンドンに滞在していました。 今回のメインイベント、カムフィールドに行ってきました。ビアトリクス・ポターの『ピーター・ラビットのおはなし』に出てくる扉がそこにあります。 https://www.amazon.co.jp/小学館世界J文学館-ピーター・ラビットのおはなし-ビアトリクス・ポター-ebook/dp/B0BVM57W8L セント・パンクラス駅近くで会員の皆さんと待ち合わせ。 私は地図で場所も確認していて10時半には到着していたのに

          ピーターラビットのゆかりの地

          英国 Young V&A 博物館

          ビアトリクス・ポター協会の数名で小雨の中行ってきました。 改装される前、コロナ前に行ったことがあり、どんなふうに変わったのかなと楽しみにしていましたが、期待に応えてくれました。 入り口までの動画はこちら。 それぞれテーマ別に、かなりの数の展示があり、訪れた数名で子どもの目線ならこうだよね、ああだよね、と話して楽しみました。 展示の真ん中にはカフェがあり、誰でも疲れたらゆっくりできるスペースができていました。 私たちが最初に見たのがミニチュアの世界です。 ドールハウスや、空

          英国 Young V&A 博物館