中井はるの

子どもの本の仕事 ベアトリクス・ポター協会会員(英国) penクラブ会員(子どもの本の…

中井はるの

子どもの本の仕事 ベアトリクス・ポター協会会員(英国) penクラブ会員(子どもの本の委員会委員)JBBY会員 イギリス王室研究 英国史 料理(近茶流、西洋料理一般、お菓子作り、中華料理など)ブリテッシュベイクオフの大ファン 裏千家

最近の記事

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『子どもを守る言葉「同意」って何?』記事情報

だいぶ前に、二村さんが司会をされたオンラインを拝見したことがある。 その二村さんから編集にご連絡が来ました。 この本の力を伝えたい、と。 昨年、二村さんはこの本を大切に、一人一人に伝えてくださったそうです。 私もこの本の力を信じていて、日本で暮らす一人一人に手に取ってもらいたいし、読んでもらいたいと思ってきました。 編集者とともに多くの人にヒアリングして作り上げた本。 このような記事が出たのでお知らせ。 大阪・13坪の“街の本屋” 本の力を信じ、声をあげ続ける #子ど

    • ボローニャブックフェア

      • ボローニャ体験とビアトリクス・ポター協会

        昨日は、ボローニャに代々暮らしている在住の会員によるボローニャ案内に参加。 もちろんビアトリクス情報を交換しながらですが、何度も来ているボローニャをディープに楽しむ良い機会でした。 何回かに分けて投稿する予定です。 ボローニャは昨年のブックフェアの後、大雨の時期が続き建物の損傷が激しいところがあったそうです。 ボローニャの歴史的な建物の中には、水に弱い土で作られたものが多く去年までは上に上がれた塔も全て囲いがめぐり近寄ることができないように保護されていました。 そして

        • イースターの季節

          この時期、ロンドンはイースターの飾り一色で、どこへ行っても卵やうさぎ、淡い色の花飾りなどが見られます。 今年のイースターは3月30日 イースターの前から学校などは休暇に入ります。 ビアトリクス・ポターがヒーリスさんと結婚式を挙げたセントメリーアボット教会も、子ども向けのコーナーには、イースターについての説明などがたくさん置いてありました。塗り絵をしてイースターについて理解を深めるようなテキストも置いてあり、とても興味深いものでした。 そして、チェルシーのエリアでは、こん

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        『子どもを守る言葉「同意」って何?』記事情報

          ピーターラビットのゆかりの地

          ビアトリクス・ポター協会の会合で、ロンドンに滞在していました。 今回のメインイベント、カムフィールドに行ってきました。ビアトリクス・ポターの『ピーター・ラビットのおはなし』に出てくる扉がそこにあります。 https://www.amazon.co.jp/小学館世界J文学館-ピーター・ラビットのおはなし-ビアトリクス・ポター-ebook/dp/B0BVM57W8L セント・パンクラス駅近くで会員の皆さんと待ち合わせ。 私は地図で場所も確認していて10時半には到着していたのに

          ピーターラビットのゆかりの地

          英国 Young V&A 博物館

          ビアトリクス・ポター協会の数名で小雨の中行ってきました。 改装される前、コロナ前に行ったことがあり、どんなふうに変わったのかなと楽しみにしていましたが、期待に応えてくれました。 入り口までの動画はこちら。 それぞれテーマ別に、かなりの数の展示があり、訪れた数名で子どもの目線ならこうだよね、ああだよね、と話して楽しみました。 展示の真ん中にはカフェがあり、誰でも疲れたらゆっくりできるスペースができていました。 私たちが最初に見たのがミニチュアの世界です。 ドールハウスや、空

          英国 Young V&A 博物館

          ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポター

          今年初めてビアトリクス・ポター協会の会合に参加しました。 メンバーの方とは、メールや、ズームでしかやり取りをしたことがなく、ようやくこうやって対面で参加が叶いました。 会合が始まる前、V&Aのメンバー向けのカフェでお茶しながら時間を待ち・・・ とはいえ、一人で行くっていうのもワクワクとドキドキが入れ混じります。 メインイベントの一つはビクトリア・アンド・アルバート博物館のラーニングセンターという場所。 行ってみると、そこは子どもたちのアート教室や、大人向けに開かれている

          ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポター

          作家のポリー・フェイバーさんとロンドンでお話ししました

          『よるのあいだに…みんなをささえるはたらく人たち』(BL出版)の作者 ポリー・フェイバーさんにお会いしました。 実はポリーさんとはInstagramで繋がっていて、私がロンドンにやって来ていると知り「お茶をしませんか?」と声をかけてくれたのです。 今回のロンドン滞在は、ビアトリクス・ポター協会の会合がメインでしたが、 ポリーさんはわざわざ時間を調整してくださったのです。 ビクトリア・アンド・アルバート博物館で待ち合わせし、ビアトリクス・ポターの展示を見たあと、博物館一階

          作家のポリー・フェイバーさんとロンドンでお話ししました

          キャサリン妃の告白

          ロンドンに来ています。 今日はフィールドワークから戻って、つけたテレビの速報が、キャサリン妃ご自身による動画でした。術後に見つかった癌の初期段階の治療を受けているところで、今は子どもたちの気持ちも考えながら、病と戦っているところだと話されました。 数日前の(イギリスの母の日)写真が加工されたものだと言われたことから英断したのでしょう。 早い回復を祈りつつも、無理をせずに安心して治してもらいたいです。

          キャサリン妃の告白

          古物商の登録

          今日は、会社の古物商の登録のため最寄りの警察署に行ってきました。 会社の登録更新から始まり、ようやくここまでたどり着いた感じです。 さて、古物商取引は、許可証が必要。それを発行しているのが警察署なんです。 正式な発行まで1ヶ月半ぐらいかかるそうです。 え? 何があったのって?  本をもっと掘り下げたいと思ったからです。 たまたま警察署の担当者が、千代田区神保町の界隈の古書店関連を管轄していた警察署にいらしたとかで、「どんなことをするんですか? 神保町の古書店の許可証が

          古物商の登録

          母の日とキャサリン妃

          英国の母の日にちなんで、つい先日キャサリン妃が3人の子どもたちと一緒の写真が公開されてSNSで賑わったのですが、情報操作の疑いがあるとして配信を取り下げしたというニュースが。

          母の日とキャサリン妃

          『ホワイトバード』書評でました!

          2月24日 朝日新聞に書評が載りました。 ここに書いてくださった越高さんの紹介が載っています。 https://book.asahi.com/article/12898620  ちいさいおうち書店、いつか行ってみたいわ。 子どもの本棚のコーナーです。 そのほかにも個人的に感想をお寄せくださる方がメッセージをくださいます。 日本ペンクラブの「読みたいラジオ」でも語っています。 よかったらぜひ読んでみてください。 https://stand.fm/channels/64af7

          『ホワイトバード』書評でました!

          『ホワイトバード White Bird』ほるぷ出版

          私たちは、やさしさを問われている先週はUNHCR東京事務所との関わりをお話ししましたが、 もう一つお知らせ。人のやさしさについて考える読み物として長年皆さんに読んでいただいている『ワンダー』『もう一つのワンダー』『365日のワンダー』がありますが、そのスピンオフとして『ホワイトバード』が去年の冬に発売になりました。これは今年年末ごろに映画が公開される予定ですが、 児童書の紹介で定評がある土居さんの動画ご存知でしょうか? 土居さんにはお会いしたことはないのですが『ホワイトバ

          『ホワイトバード White Bird』ほるぷ出版

          難民高等弁務官事務所広報官 守屋さん 卒業式

          事務所の前川さんからの連絡を受けて「参加します」と一つ返事でした。守屋さん、本当に素敵な方なのです。そして全方位に気持ちを張り巡らせてあちこちの方達とコミュニケーションをとる。ご家族の皆さんも集まり、守屋さんの人柄がわかる和気藹々とした会でした。なんと、MIYABIさんご夫妻も駆けつけ、難民のところにいく途中、全員で食中毒にかかった話とかも。それもいい思い出だとして、難民問題について、NHKの二村さんなどが守屋さんとのやりとりを明かしてくれました。大好きなお酒と食事をいただき

          難民高等弁務官事務所広報官 守屋さん 卒業式

          児童文学と翻訳の魅力 1月28日

          報告が遅くなりました。 本の森ちゅうおうの1周年記念講演にご指名いただいてお話をしてきました。 当日は早朝に軽い地震があり、心配しましたが皆様ご無事でご参加くださいました。 お話したのは、児童書の作家たちについてや、私がどうやってこの仕事についたかなど多岐に渡りました。 長い間の経験から感じたこと、それから大好きな作家に関するコレクションもお披露目しました。 展示品は、ビアトリクス・ポターが製作したピーターラビットのぬいぐるみ再現版(これは限定品なのでなかなか珍しい)

          児童文学と翻訳の魅力 1月28日

          エリザベス2世のお気に入りパンケーキ

          パンケーキデーにちなんで、エリザベス女王お気に入りのパンケーキレシピが公開になりました。 パンケーキデーは、断食前に残っていた小麦粉を使い切ろうとパンケーキを作ったことからきています。レシピのパンケーキは厚みがありますが、元々はもう少し薄い、どちらかというとクレープのように焼いていたものだとされています。

          エリザベス2世のお気に入りパンケーキ