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集中力を極限まで高める方法③

こんにちは。


前々回から続いております極限まで集中力を高める方法。カフェイン摂取と環境づくりという基礎的な部分をお話ししました。

今回は食事の仕方を変える事で集中力がアップする、というお話しをしていきます。


🔷空腹を利用する


まずはじめに、現代人は食べ過ぎています。

1日3食を食べることがよしとされていますが、この文化は江戸時代にできた常識で比較的新しいものです。当時は飛脚などをはじめ肉体労働が多かったため、多くのカロリーを摂取する必要がありました。

しかし、現代においては状況が異なるため、そんなに多くのカロリーを摂取する必要はありません。

ファスティングって言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、1日16時間食べない時間を作ることで、集中力アップを始め、生活習慣病の予防や、アンチエイジングにも効果があると言われています。

食べ物の消化が10時間ほどで終わるのですが、16時間食べない時間を作ると体が軽い飢餓状態になります。その時に作用するのがオートファジー(自食作用)で、緊急事態だ!と細胞たちが頑張り始めます。


オートファジーとは体が軽い飢餓状態に陥った際、エネルギーを生み出すために自分自身を分解してエネルギーに変える作用です。その時に体内にある古かったり壊れたりしているタンパク質を再利用してくれるわけです。この古かったり壊れているタンパク質が悪者で、たくさんあると病気になるゴミのようなものなんです。


オートファジーによって活性酸素が減り、成長ホルモンが分泌される効果もあり、最強のアンチエイジングとも呼ばれています。集中力アップというよりも美容目的でオートファジーを利用している人を自分の周りでは多く見かけます。



しかし、「16時間なんて我慢できない〜…」という方もいらっしゃるかと思いますが、そう思うのも最初だけでそのうち慣れてきます。体内のエネルギーが完全に枯渇しているわけではないので大丈夫です。

どうしても我慢できない時は生野菜・ナッツ類・チーズ・ヨーグルトだったら食べても問題ありません。






🔷食事法で集中力アップ


日頃食べている食事によって集中力が左右されているだなんで、考えたことはありますか?実は脳に良い食材と悪い食材があって、食事習慣が集中力に影響を与えます。

脳に良い食事を増やせば脳機能の改善とワーキングメモリ、注意の持続力、セルフコントロール能力が向上すると言われているんです。


毒を食べてしまえば体調が悪くなって体が動かなくなるのと同じで、脳に良くないものを食べれば脳の動きが鈍くなってしまうという感じです。

ちなみに以下が脳に良い食品と悪い食品です。


①脳に良い食品

全粒穀物・ベリー類・野菜・鶏肉・魚介類・豆類・ナッツ類・オリーブオイル


②脳に悪い食品

バター・マーガリン・お菓子・スナック・赤肉・加工肉・チーズ・揚げ物・ファストフード・外食


これらの脳に良い食品を増やして、脳に悪い食品を減らしていけば自ずと集中力を発揮できる脳が出来上がっていくわけです。

また、脳に悪い食品を絶対に食べてはいけないというわけではなく、絶対量を減らすことが重要です。食べられないことに対してストレスを感じてしまうと、逆に体に悪いので…


しかし習慣としてこれらの食材を摂取すると言ってもなかなか続かないんじゃないかと思います。

そんな時は食事日記をつけましょう。

食事法による集中力の改善は時間がかかります。本能は長期のゴールに興味を持ってくれないため、記録することで自分の進捗状況が明確になり、効果が出るまでモチベーションを保つことができます。

テレサアマービルとスティーブンクレイマー著「マネジャーの最も大切な仕事」にもあるように進捗こそが人に達成感をもたらし、モチベーションを上げるきっかけになるとあります。

「脳に良い食品が食べれた日はカレンダーにマルをつける」とかでも良いので、ぜひ食生活を見直して脳に良い食品の摂取を習慣化してみてください。



深掘って書いてたら文字数がいってたので今回はこのくらいで…今日お伝えしきれなかったテクニックもまだまだあるので、次回以降お伝えしていきます。


それでは、また。





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