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1年振りに新刊作ってwebオンリー三ヶ月連続参加していた話
最後に同人ネタを書いたのは去年の春
その後全く二次創作してなかった訳ではないが、
自分的に気力は落ちていた。
もういいかな。
別に作品が、推しが嫌いになった訳ではないが、
モチベーションが、意欲がなくなっていた。
それなりの年数やったので満足もあったのだろう。多分。
いや、それだけじゃない。
虚しくなった。
頑張って書いても見てもらえない。
理由はもちろんあるだろう。
ジャンルの衰退
自分の力不足をひしひし感じた。
加えて交流もままならない。
交流は過去の経験上、自分のエネルギー消費するのが膨大で疲労し、ほとんどしなくなった。
書く理由は自分の推しへの思いをしたためるため。
ただそれだけのはずなのに、
誰かの為に書いてる訳ではないのに、それでも反応を求めてしまう自分がいたのも辛かったし、
周りと無意識のうちに比べていた。
とにかく色んな感情がないまぜになっていた。
こんな気持ちでは続けられない。そんな日々が続いた。
とある作品に久々に創作意欲がわいたのだ。
余計な感情は抜きにして、書いてみたい!と心から思えた。
それを外に出してみたら意外な反応があった。
あ、私の作品見てくれる人、まだ、いるんだ。
いてくれたんだ😂
と嬉しくなったのを未だに覚えている。
例えそれが社交辞令だったとしても幸せだった。
それはそこで終わったかのように思えた。
が、その数ヶ月後に、その時反応くれた方と本を作ることになった。表紙描いてもらえることになったのだ。
全く予想もしなかった。
だが、その時書いた文字数は2000文字に満たない。
さすがに本を作るには短すぎる。
少なくとも10000文字くらいにはしないと。
これでも少ないんだろうが、私にはかなりのハードルだった。
書きたいネタはなんとなく浮かんでいた。妄想は完璧✌️
自分なりに最終目標は立てた。
かなり余裕持たせ、ペースも問題ない。
いざ!!
と思ったが、実際のところ書き出すのにひと月以上かかった。
書き方が分からないのだ。
なんともおかしな話だが、事実だ。
自分どうやって今まで書いていたのだろう?
と喪失感が酷かった。
いや、書いても書いても何かが違う。
到底納得出来なかった。
書けない理由を自分なりに分析し、
・完璧を求めすぎている。
・ありのままの自分を認める。
・自分でハードルを上げすぎた。
・誰だって書けない時はある!
に行きついた。
ハードル上げすぎ要素は
いわゆる追加文章の8000文字。
それを一気に書き出そうとしていた。
だが、そんなのは無理に近い。
当たり前だろう。普段超短編しか書かないのに書ける訳がない。
今の自分を認めた。
先人達が残してくれたアドバイスなどを参考にし、分割して書くことを目標にした。
一日500文字×16日。
毎日は書かなかった。書ける時に。
余裕はある。
焦って書く必要はない。
と言い聞かせて。
無事、10000文字達成した。
作品の舞台になる場所も何度も取材した。
私の趣味がかなり濃厚。
もちろん表紙も!!!
かなりこだわりがあった。
そうするうちに、創作意欲も戻りつつあった。気づいたら1月〜3月までwebオンリーに連続して参加していた。もちろん本は発行叶ったのは言うまでもない。
また宝物が増えた✨✨✨
誰得?
もちろん、みけにゃん得でしかない、単なる自己満本でしかない本だが、作りたかった。
どうしても作りたかったのだ😂
今回色んな奇跡が重なり今に至る。
自分一人ではどうしようもなかった。
かなり落ち込んで、何度投げ出したい気持ちにもなったのだろうか。
今回一緒に本作って下さる方が、本当に聖人みたいな方で、相当支えに、励まされた。
創作に対してやや似たような感覚だったのも大きい。良い方に恵まれた。感謝しかない。
まさに対応が神。
よく言われる神絵師とはこの方のことをさすのだろう。もちろんイラストも素晴らしくてラフなど見せてもらう度に毎回にやにや、パワーと癒しを貰っていた。
本当、おまだれ?なくらい、誰にも知られてない自分にお付き合い頂きありがとうございました。
それとこの作品にもかなり助けられてた。
まさに原稿中の私のバイブル。
同人活動してる方は大体見てるんじゃないかなと思うくらい有名作品。
あるある要素満載。いちいち泣けてくる。
嫉妬や憧れ、そんな感情に素直に認める大切さを改めて知った。
私は私の作品を!!
ぶっちゃけ同人活動は楽しいばかりじゃない。それは身に沁みた。
けど、ごく稀にたまにこんな奇跡あるからやめられないのかもしれない。
来年作りたいものを決めて、今ひっそりと進行中。
だが、半年後にももしかしたら何か作るかもしれない。
自分の好きを大事に!
そのサポートが励みに力になります。1杯のコーヒーが飲める幸せを実感出来ます☺️