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初のケータイ小説文庫を読んで感じたこと

あくまでも私なりの率直な感想。


ジャンルは恋愛もの。

若干の辛口あり。






閲覧は自己責任で。













先日、好きなイラストレーターさんが、表紙と挿絵を担当する本が発売された。

私はただそれが嬉しくて買いに行った。

同人時代からずっと応援してて、商業誌としてもコミックスを出していて・・・長期連載もしている。

すぐに本屋さんに直行し、新刊コーナーでなんとなく探すが見つからず、店員さんに探して貰いなんとかゲット。

本を手に取り、表紙と登場人物の紹介だけで、もう大満足☺️

とは言えせっかくなら読まないとなと思い、開いて仰天。

横文字だった。

いわゆるケータイ小説。

大変失礼かと思うけど、作家さんに対してはさほど興味はなかったから、調べてはなかった。

私の中では小説は縦文字という意識があるので、

非常に非常に困惑した。

約400P 

ざっくりと読んだ後の率直な感想

ああ、これで商業誌として出せる、通用するのか。



・気になった点。

とにかく会話が多く、視点がころころ変わるので、読みにくい。登場人物が多すぎて訳が分からない。校正とかはもちろんされてはいるんだろうが、どうなんだろうか。

多分これは紙の書籍だから感じたと思う。

恐らくネット上で読むなら違和感はさほどない。横文字に関しても。



凄いと思った点

・当時高校生だった人が書いたと言うこと。あのページ数書けるのは尊敬に値する。内容も自身が体験したことを膨らませて書いたのか?と思うくらいちょっとびっくりした。




凄いと思ったのはその点。

私には真似できない。

一応その方の書かれているサイトを覗くと、

キュンとしました。

とかいわゆる恋愛話。

もの凄く評価され絶賛されていた。

だが、私は

きゅんきゅんするか?

と言われたら、しない。


イラストレーターさんのイラストがなかったら人物像も浮かばないくらいだ。

感情移入が出来なかった。

とにかく登場人物が多くて、

メインか?と思う人達の存在感が途中薄くなってしまったのが残念だった。

私の場合はいわゆる今回の結ばれるカップルがどうしてその段階にいくのか?過程がわからない、理解しにくかった。

多分視点がコロコロ、こんなにも変わるのか?ってくらいだった。だから混乱した。


何度も言いたくなるけど、それほど世で評価されるような文章とは思えない(すみません)

だが、現実としては評価されて、書籍化までされている。人気作品なんだろう。

数年前の作品ともあった。

コンテスト受賞作品とかでもない。

だが、書籍化するくらい需要があったのだ。


単に私に合わなった、それだけだ。

もちろん作品を批判するつもりはない。


実際のところ対象年齢が10代向け。

だからなのかもしれない。



あとがきを見てそう感じた。

あとがきの内容にさえ嫌悪感があった。


本文とあとがき、どんな心情で書いたは分からないが、

無理だなと自分で察した。


しばらくもう、その本は読まないだろう。

だが、イラストは好きだからたまに眺める。

話に若干の期待していたいたからがっかりしたのかもしれない。

仕方ない。



世の中には色々な世界がある。


知らない世界に触れて、勉強にはなった。

文章の世界は深い。

とりあえず私は紙の小説は縦書き、右開きが好きだと言うこと。


また何か見つかるといいな。

何でも自分の糧になるから。

最後に

イラストは文句なしに最高だった☺️


絵の力偉大。








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