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「からだのリハビリ」と「こころのリ・ボーン」に!

2013年7月高知県リハビリテーション研究大会のポスター発表を初めて行いました。

その時のYouTubeにアップした動画です。

私は2002年6月45歳の時に脳内出血で倒れ右肩麻痺と失語症になりました。

3ヶ月後主治医に福島さんこれ以上の回復は望めませんと宣告をされました。

絶望の中6ヶ月半の入院生活を送り退院をしました、しかし、杖歩行はできるものの右腕は全く反応せず言葉も正常でない、顔の右半分は垂れ下がりご飯を食べても右からこぼしていました。

(中略)

リハビリに対し期待することをやめました。

リハビリテーションとは、体を治すことと思っていましたが、身体的回復のみにとどまらず心理的精神的復帰訓練も含まれることに衝撃を受けました・

(中略)

昔の自分に戻りたいからと答えた瞬間、あれ、何か違うなと感じました。

元気な時の目標はもっとゆっくり話をしたいと思っていた。

この時に当事者の目指すべきは、過去の自分を取り戻すではないと思いました。

これまでの僕は過去の自分に戻りたいと一生懸命になり、たびたび心折られだけど、頑張るしかないと昔の自分を追っていたと思います。

しかし周りを見てみると回復できないがハンディを抱えながらも、健常な人よりも輝いている人がたくさんいらっしゃいました。

身体的回復はもちろん大切です。

私たちは昔に戻るのではなく、新しい自分を作り上げ生まれ変わるのです。

体のリハビリに加え、心のリ・ボーンも必要ではないかと考えるようになりました・

(後略)

今もnote(ブログ)を書くときに『脳卒中リハビリ闘病記 --「Reborn」-』と題名にして昔を記しています。

「なぜ、福島さんは障害を受容できたのですか?」とある学生が研修会で質問してくれました。

「諦めたからです。」

決して後ろ向きではなく、この発表に考えられたからです。

1つの考え方です、参考になれば幸いです<(_ _)>

最後まで読んでいただき感謝です!

今日も元気と笑顔で頑張りマス(^-^)/


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