陰鬱な安息日（2023/04/16）

　妻が朝から娘を連れて友達親子と遠出する。出発するのは8時頃だが、その前に娘が学校の上靴を洗ったり、やらなければならないことがいくつがあるから、6時過ぎに起きたらしい。
　娘は家だと何をするにもテレビを見ながらダラダラやるので、妻も自分もじりじりする。果たして今日もその呼吸でダラダラやって、「いい加減にしなさい」と妻が叱責する声で目が覚めた。
　近頃は娘も一人前に口答えをするものだからいけない。あんまり言い返すようなら割って入るつもりで布団の中で頃合いを見計らっていたが、そこまで至らないうち7時半になったから起床した。

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　妻子が出た後、諸々の用事を済ませてうさぎと遊びながらnoteを更新した。
　うさぎは家族の中で自分に一番懐いているように思うが、恐らく家族全員が各々、自身に一番懐いていると思っている。真相はうさぎの頭の中にしかない。ただ、妻はうさぎの爪切りをやってくれるので、うさぎにしてみれば一番嫌なことをしてくる相手なのに違いない。だから一番懐いているのは自分か娘のどちらかだろう。

　天気の良い日に本を読んだりしながらうさぎと遊ぶとおおいに平和な気分になれるけれど、今日ばかりは、先週末に発見した仕事のミスが気にかかって気分が悪い。思い出すたびにどんよりする。コーヒーを淹れる気にもなれないから麦茶を片手にうさぎを撫でていた。

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夕方、妻子がパンを持って帰ってきた。イベントで作ったのだという。