コロナ禍による精神面の体調悪化


職場で時折、過呼吸や感情のコントロールができない中で、体調はおかしいと気付いていながらもなんとか仕事を続けていました。

そんな最中、世界でそして日本でコロナが流行り始めました。

日本国内でコロナ感染者が、徐々に増えていく中でいつか自分も感染してしまうのではないか。という不安も強く感じていました。

そして、4月に入り、緊急事態宣言が発令されました。

私の部署は在宅ワークが難しい仕事なので、交代勤務という形で4月はほとんど自宅待機する時間が多かったです。

職場での不調を感じている最中に緊急事態宣言に入ったことで、体調は好転するどころか時間が出来て、今まで目を背けていた余計なことにも考えてしまうようになりました。

2020年のコロナ禍には既にアラサーだった私ですが、それまで嫌だ嫌だ言いながらも仕事を続けて来ました。

転職してからは特に休日も犠牲にしていました。
休日も職場の仲良い人と食事に行ったり、逆に日々の仕事でいっぱいいっぱいで自宅で休んで1日が終わるような日が続いていました。

ふと気づいた頃には、中学高校時代の友人、大学時代の友人とも距離が出来ていました。

元々友人が多かった訳ではありませんが、今でも気軽に連絡を取れる学生時代の友人は片手に収まるくらいしかいません。

またSNSを開くと、学生時代の友人が続々と結婚、出産を経験して、とても幸せそうな様子が今の仕事しかない自分と比較してしまって酷い劣等感と孤独を感じていました。

特に社会人になってからは、自分自身の怠慢ではありますが不規則な生活によりリバウンドをしてしまい、あれだけ嫌いだった

「デブ」に戻っていました。

「デブ」であることに強い劣等感を感じて、自己肯定感はもう地面スレスレでした。

学生時代の友人に会って「太ったね。」や「丸くなったね。」と言われるのが嫌で嫌で、仕事を言い訳に自ら距離を取ってしまっていたような部分もあります。


当然、嫌だ嫌だと言って続けている仕事しかその当時の私にはありませんでした。

コロナ禍で強く孤独を感じて、自己肯定感が低い私は、「このまま一人でさみしい人生を過ごしていかなくてはいけないのか」「嫌な仕事を続けていかなくてはいけないのか」と絶望してしまいました。

緊急事態宣言下で真面目な私は本当に家から一歩出ない日が多く、日の光を浴びない日が増えていく中で、

仕事に対する不安、
結婚、出産の将来に対する不安
友人関係に対する不安
コロナ禍で先の見えない不安によって、
どんどん気持ちが沈んでいきました。



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