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郷土料理をアップデート!「るるぶキッチン×ご当地タニタごはん」が新宿で食べられる!

株式会社タニタを中心とした実行委員会が、日本の食文化の継承や地域活性化などを目的として2018年より開催しているアレンジレシピコンテスト「ご当地タニタごはんコンテスト-ヘルシー郷土料理で健康まちおこし-」。

日本全国に点在する郷土料理にフォーカスし、地域の伝統的な調理法や調味料を生かしつつ、「タニタが考える健康的な食事の目安」に則ってアレンジしたレシピを募集し、審査・表彰しているコンテストです。

これまで3回のコンテストを開催してきましたが、受賞レシピはどれも、ご当地愛とアイデアにあふれたものばかり。全国5ブロックで行われる予選を通過したグループで競われる全国大会は、毎年笑いあり涙あり、時には仮装あり(本当です)、時には一句詠んだりと、バラエティに富んだプレゼンで、ドラマに溢れた大会となっています。

今回、東京・新宿の「るるぶキッチン」において、これまで3回の受賞作品の中から5つのレシピを“定食スタイル”にアレンジして提供する「るるぶキッチン×ご当地タニタごはん」特集フェアを11月14日(日)までの期間限定で実施中です。実店舗で「ご当地タニタごはんコンテスト」のレシピを味わえるのは今回がはじめて。

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場所は新宿駅東南口orミライナタワー口から徒歩2分の「るるぶキッチン」。GAPのある出口から出て、マクドナルドのすぐ近くです(伝わるかな)。

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店内はこんな感じ。シンプル&コンパクトです。お店は階段を上って2階になります。

ここからはメニュー(全5種類)の紹介です。

トロピカルかつおの揚げびたし定食(980円)・福島県

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ご当地タニタごはんコンテスト・第1回大会グランプリメニュー。福島県沖で、年間の水揚げ高が最も高いかつおをメインにしたセット。「トロピカルかつおの揚げびたし」は、揚げたかつおを玉ねぎやパプリカ、生姜スライスなどの甘酢に漬けた食べやすい一品です。お盆や法事、葬祭のときに出される精進料理“八杯汁はちはいじる”をアレンジした「とろ旨っとおかわり頂戴飯」と、いわき市で行われるお祭りに欠かせない“大師講だいしこう団子”をアレンジした「カラフルマリネ」がセットになっています。


八杯汁はちはいじる

お盆や法事、葬祭の時に出される精進料理。あまりに美味しくて、たくさん(八杯)おかわりしてしまうことから名付けられたと言われています。地域によっては「のっぺい汁」と呼ばれることも。

(参考:ご当地ごはん まるわかりBOOK)

湯来ゆきのぼたんコロッケ定食(1380円)・広島県

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ご当地タニタごはんコンテスト・第2回大会グランプリメニュー。広島県湯来ゆき地区に伝わる“ぼたん鍋”をアレンジした「湯来ゆきのぼたんコロッケ 白菜ソース添え」は、イノシシの挽肉、木綿豆腐や野菜を使ってコロッケにし、白みそ仕立ての白菜ソースにつけていただきます。地元の名産・広島菜漬けでごはんをくるっと巻いた「広島菜漬けの巻きおむすび」、地元特産のブロッコリーやりんごを大根おろしで和えた「ブロッコリーおろし和え」、地元特産の牛乳と酒粕を使った「酒粕プリン」もセットになっています。


★ぼたん鍋

広島県湯来ゆき地区の郷土料理。湯来ゆきの山で獲れる猪肉と一緒に、地元で収穫された白菜やにんじんなどの野菜や豆腐を入れて煮込みます。湯来ゆきのぼたん鍋は白味噌仕立てだそう。

(参考:ご当地ごはん まるわかりBOOK)

辛子明太子焼きうどん定食(980円)・福岡県

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ご当地タニタごはんコンテスト・第1回大会準グランプリメニュー。福岡県小倉が発祥と伝わる“焼きうどん”に、名産の辛子明太子を使った「辛子明太子焼きうどん」は、もっちりしたうどんにたくさんの野菜と明太子がマッチしています。隠し味に昆布茶を使い、奥行きのある味わいになっています。干し柿や長芋を巻き、食感が楽しい「くるくるおきゅうと風」、小豆餡を薄い餅で包んで焼いた、上品な甘さのひと口スイーツ「柚子と抹茶の梅ヶ枝餅風」といっしょに。


★焼うどん

焼うどんが誕生したきっかけは、戦後、焼きそば用のそば玉が手に入りにくかったため、代わりに干しうどんを使ったことだそう。乾麺を使うことで、もっちりとした食感に。

(参考:ご当地ごはん まるわかりBOOK)


深川めし定食(1000円)・東京都

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ご当地タニタごはんコンテスト・第2回大会準グランプリメニュー。東京都江東区深川地区で生まれた、アサリの炊き込みごはん“深川めし”をアレンジした「土鍋de深川めし」。アサリの出汁と野菜をたっぷり使用して現代風に仕立てています。東京の特産品の“べったら漬け”を使用した「べったら漬け入りたまご焼き」、江戸時代から伝わる濃厚なピーナッツ味噌を使った「鶏もも肉のみそピー炒め」と、江戸っ子ご当地メニューを現代でも馴染みのあるレシピに昇華させた定食です。


★深川めし

江戸時代、アサリやハマグリが大量に獲れた干潟漁の町として栄えていた深川地区。深川めしの原型は、漁師が仕事の合間に食べていた、アサリなどのグザイを味噌仕立てにして煮込み、ごはんにかける「ぶっかけめし」だったんだとか。

(参考:ご当地ごはん まるわかりBOOK)


丹後寿司サンド定食(1000円)・長岡京

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丹後寿司サンド定食(1000円)

ご当地タニタごはんコンテスト・第3回大会準グランプリメニュー。メインの「丹後寿司サンド」は、丹後地方に伝わるサバのおぼろを使った“丹後寿司”をサンドイッチにした和洋折衷メニュー。サバの臭みもなく、野菜もたっぷり入ったヘルシーサンドイッチです。長岡京のお盆に供えられる“いとこ汁”を食べやすくした「いとこ汁風スープ」、サクサクとした食感が楽しい「揚げとちりめんじゃこのサラダ」、長岡京の特産であるナスは皮を「なすの皮きんぴら」に、中身をジャムにした「豆乳豆花トウファなすジャムがけ」にした、アイデア満載メニューです。


★いとこ汁

具材を別々(めいめい)に煮て、”姪と姪=いとこ”がひとつのお椀に入ること、煮ること”甥=いとこ”から、兄弟姉妹、いとこが集まる席で出され、いとこ汁ろ名付けられたそう。

(参考:ご当地ごはん まるわかりBOOK)


どれも美味しかったけど、丹後寿司サンドは全然臭みがなくてちょっと感動でした。サバ、好きだけど生臭くてちょっと苦手だったんです。ナスのジャムも、こういう果物のジャムなのね、って思っちゃいそうなくらい、いい意味でナスっぽくないレシピでした。意外な発見。

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<るるぶキッチン>

住所 東京都新宿区新宿 4-2-8 るるぶキッチンビルヂング2階

提供時間 12:00~15:00 ※感染症拡大防止等のため、営業時間を変更する場合があります

お問合せ先 03-6709-8875


店舗内では、「るるぶキッチン×ご当地タニタごはん」特集フェアに合わせ「るるぶ」特別編集版「ご当地ごはんまるわかりBOOK」ももらえます! 過去3回のコンテストでグランプリ、準グランプリを受賞した9つのメニューを紹介しています。メニューの特徴はもちろん、郷土料理が生まれた背景や地元の歴史などの解説つき。※なくなり次第終了

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次のグランプリはどのチーム? 「第4回ご当地タニタごはんコンテスト」全国大会が11月28日(日)に開催!

毎年さまざまなドラマが生まれ、文字通り“熱い戦い”が繰り広げられる「ご当地タニタごはんコンテスト」全国大会。もちろん今年も開催します! 今年は全国5ブロックから選ばれた15チームがエントリー。11月28日(日)に最終プレゼンと審査を行い、グランプリ作品などを選出します。大会の模様はYouTubeライブで配信。詳細は公式ホームページで確認できます。

このほか、本コンテストと連動した企画として、全国の生産者から、野菜、肉、新鮮な魚など自慢の食材や特産品をお取り寄せできる「オンラインマルシェSante!モール」も展開中。知らなかった新たなご当地食材に出会えるかも…。見て、味わえるタニタ流の健康郷土料理。この機会にぜひ体感してみてください。


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