見出し画像

HSP気質、巻き添えをくらうの巻~猫様への投薬~

みなさまこんにちは。先日、自分が聴覚過敏であること、というか聴覚過敏ではない人には聞こえない(聞こえても気がつかない)音を発見して、ものすごくびっくりしたワタクシです。家族が「ポットのお湯、もう沸いたかな?」「沸いたんじゃない」と話していましたが、いやいやついさっき、めっちゃはっきり蒸気の音が鳴ってましたやん、と。

これがいわゆる"背景の音"というやつなのか…。

そんな前置きをしておきながら、今回は聴覚過敏ではなく、HSP気質発揮のお話です。それではどうぞ。

きっかけは同じ気配を感じて思い出しどんより

家族から発せられる気配を察知してどんよりした気分になるの図

以前の記事にも書いたけれども、近頃、猫様のひとりに投薬が必要になった。それは健康管理のためには必要なことなのだけれども、やっぱり猫様と感覚を共にできない家族には少し難しいようで。案の定、家族のうちひとりは、無意識のうちに噛まれる恐怖が出て、腰が引けて、薬を猫様のお口に運ぶことすらできなかったようだ。普段、なでたり抱っこしたりはできても、やっぱり猫様にとって不快感を伴うお世話は難しい。

そこで、また別の家族と私が主にやっているのだけれども、どうにもなにか気配がおかしい。そこでHSP気質を発揮した私が感じたのは、昔、私自身もくらったことのある気配だった。私から言わせると、"自分は相手のためにやっている・正しいことをしている・だから相手は自分の主張を受け入れるべきだ"といった趣旨の思いが練り込まれた気配。とても厄介なのは、本人はそういう気配を発している自覚がないこと。

昔私も喰らったのよ、それ

自分は良いことをしていると思っている無神経vs抵抗する気力すら出ないHSP気質

以前の記事で、「会社勤めをしていたものの、心身に不調を来たし退職」と自分の状況を書いた。こう書くと、いかにも会社が原因っぽく見えるけど、それだけじゃない。そもそもの問題として、家庭環境も私にはあまりよく感じられるものではなかった。

大学4年の時、授業が減って生活のリズムが乱れがちな私に「生活のリズム整えるためにも、教習所に行って免許取ったら?」と。
(自腹だし、家に車がないので乗る機会もなく、現在までペーパードライバー。人生最大の無駄遣い)
漠然とだけど、"会社のイヌにはなりたくない"という想いを抱えていて、就活がうまく行かなかった私に「週に1回、一緒にハローワークに行こう」と。
(後からカウンセラーの人にこれを話したら「そんな親の話、聞いたこともない」とびっくりされた)

そういう過程を経て会社勤めになりましたので、まぁうまくいくはずもないよね。そもそも、そこに決めたのも「ここで働くって言わなかったら、またハローワークに引きずって行かれる…」って思ったからだし。会社勤めのときは、まだ発達障害持ちだとも、HSP気質だとも気がついていなかったのだけど、わかった今思い返してもまぁ地獄だよね。

首に縄をつけて引きずっていく先が、ハローワークじゃなくて、メンタルクリニックだったら…と思わなくもないけど、会社勤めも良い経験にはなりましたので、それはそれでいいです。

話を猫様に戻しまして

で、話を猫様に戻しまして。そういう"自分は良いことをしているオーラ"を出しながらお世話している様子を見ると、どうも自分がされたことを思い出して、どんよりした気分になるんですよね。なので、爪切り・歯磨きは猫様の盾になるつもりで「猫様方をいじめるなぁぁぁぁ~!!!」という気持ちで割って入って私のシゴトにした。

でも投薬だけは難しくて。どうしても2人がかりでやらないとうまくできない。なんだか、いじめの片棒を担がされている気分で落ち込むし、家族から出ているオーラでもどんよりする。

なんとか薬を飲み込ませることに成功してご満悦の家族。どんよりした気分の私はつい「これから歯磨き(=不快感を伴うお世話)をする身にもなってよ」と言ってしまう。するとなかばキレ気味に「歯磨きは自分がするからもういいよ!猫さんのお世話がストレスになったら元も子もないし」と言ってきた。

…違うよ。ストレスなのは猫様のお世話じゃなくてあなただよ。
あと、そういう言い方してる人に猫様の歯磨きはムリだよ。

とりあえず自分は健康でいよう

そんなこんなで、思い出しどんよりから、直接のやりとりまで、HSP気質には過酷な日々が続いておりますが、私まで倒れたら猫様を守ってあげられる人がいなくなるので、自分の健康は自分で守るつもりでいろいろ気晴らしとかもしていこうと思います。

もうひとりの猫様が、とてもやさしくて心配してあげているのを見ると癒やされます。麗しの姉妹愛…!生まれたときからずっと一緒の姉妹、長く一緒にいれるように、下僕はがんばりますからね!

猫様の下僕が情報共有する時に使…【再販】

それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?