うつかな?と思ったら、治療編
前回、行動編をかきました。
今回は、病院選びというか、実際に治療となった場合です。
ここでも、初期症状の方を対象としてます。
前回同様、以下の項目全てに合致した方を対象としてます。
・うつと診断された方
・入院するほどの症状でない方、多少動ける方、動けるようになった方
・20代以上で、定職に就かれている男性(休職中込み)、就いていたことのある男性(女性の場合、私はわからないので)
・住んでいる地域、あるいは1時間県内に複数の病院、複数の診療科がある地域にお住まいの方
・なんだか症状が長く、改善しないなあと感じている方
・旦那さんが外的要因もなく、おかしいなと感じてる奥さん
自分なりの処方行動なので、これで改善するわけでないことをご理解下さい。人それぞれ、症状は異なりますし、私は医者ではないので。
<試してみる治療編>
1.薬は多くて二種類の病院
数年前からうつ系のブログをよく見かけるようになりましたが、薬を多く処方する医者はやめた方がいいです。
大量投与は、そもそもその医者がわかってないからです。
それよりも、薬漬けになり、効き目の相殺が起こるとも考えられ、余計悪化すると思われます。
これまで、4つほど廻った事がありますが、全て異なる薬でもありました。つまりは、医者の能力もばらつきがあるという事です。
大抵は、問診により、似たような患者の症例に基づいた薬を処方するか、新薬のモルモットかです。
いずれにしても、まずは1種類くらいだされて、それで様子見て、強めにするか弱めにするか、あるいは別の薬に変えてみるかなどの長期戦になるようです。
私の場合、気力がなく、ある薬を処方されたら、かなりのハイテンションになり、そわそわ感満載で、ある日は抑えるのに苦労して、翌日から飲むのをやめた事、効き目が強すぎて、日中ぼーっと眠くてたまらない事もありました。
また、パニックもあったので、別の薬をお守りとして頂いた事もあります。つまりは、使い分けでの処方をしてくれた医者もおり、今その病院を利用してます。
2.精神科ではなく心療内科(場合により神経科や総合病院)
あくまでも「うつ」を対象としてます。
私の個人的意見になりますが、精神科は、統合失調症や自閉症、明らかに錯乱状態の方が行く科と思ってます。
うつは、精神的な風邪と思ってますので、心療内科をお勧めします。
最近、精神科と心療内科の看板を立てている医者がおりますが、うつ病患者が増えてきた事で、精神科の看板だけでは印象悪く、入りやすいように心療内科の看板を並行して立てている病院が増えているためです。
明らかに病院の戦略です。患者は客ですからね。
私から、これを読んでいる方に質問です。
あなたの症状は、精神的なうつと思しき事からきたもの「だけ」ですか?。
わかりませんよね。
精神科は、カウンセルして処方するだけです。
血液検査や内臓に問題があるかまで診てくれません。
精神科と心療内科の違いは、医療施設の有無だと思います。
精神科と心療内科だけの看板病院は、精神科メインである為、設備は普通ないです。薬を処方するだけの薬局と変わらないと感じてます。しかもカウンセリングと言っても期待できるようなカウンセリングはなく、単なる問診になりえます。
なので、心療内科もある病院や医院に行けという事です。
精神面以外に、体そのものの異常からきているとも考えられますので、単なる悩みによるうつでないなら、総合病院か別の科を併設している医院に行くことをお勧めします。
それはどこ?となりますが、私はもう調べに調べて、今ある病院にずっとかかるようになってます。
医者は、大抵学会の会員になってます。
同じ部位でも複数の学会があれば、正会員や賛助会員のケースもあります。
「心療内科」「学会」で調べて、近くの医者、あるいは、気が遠くなる作業になりますが、医者の名前をコピペして、ご自身の住まい近辺の医者か調べて下さい。
私はそれで、長い時間かけて調べました。
探すのも面倒という方は、ここでまずは探してみてください。
当然に、これまで書いた通り、医療設備がある病院や医院勤務であることも忘れずに。
3.LOH症候群、男性更年期を疑え
私の場合、これでした。
パニックもあるので、複数の症状抱えているというわけですが、一向に心療内科のみでは、治ってない気がしたので、泌尿器科にも行きました。
ものの見事に当たりです。
この症状を診断してくれる医者は、まだ少ないようです。
LOH症候群の診察だと、大阪辺りが進んでいるように感じますが、都内でも幾つかの病院が診察してくれるようです。
また、疲れというとヘルペスウイルスが関係しており、唾液でわかるというのもTV等で一時期見たことがありますが、こちらも診察してくれる医者は少ないようで、都内のみの病院になるようです。
本題の男性更年期ですが、泌尿器科が専門のようです。
但し、全ての泌尿器科が対応しているわけではないです。
最初に血液検査をします。
男性ホルモンの値を見て、低ければ治療開始です。
治療方法は、漢方、塗り薬、注射のようです。
漢方は長期戦になりますが、戻るかは不明です。
塗り薬は毎日塗るだけですが、即効性はないようですし、間違っても子供や女性が触れる部位に塗らない配慮が必要だそうです。
注射の場合、即効性はあるようで、数か月おきにするそうですが、事前にエコー検査がいるようで、前立腺に問題有る方は、受けられないそうです。
がんの率が高くなるため、医者によっては、対応しないというわけですが、最近ではがんの率とは関係ないという統計もでているようではあります。そこは、医者とのやりようになるのだと思います。
男性更年期は、女性と違って、年齢なく羅漢するようです。
女性の場合、閉経が元で更年期というのは、よく聞きますが、男性の場合、まだまだ認知が低いようです。
特に年下の奥さんの場合、閉経にはまだという事もあり、会社の上司と同じく、怠け病として攻める方もいると思われます。
更年期というと、すぐEDと判断する人が多く、第三者から嫌な思いをされた方がいるかと思います。私も復帰した際、そう揶揄されることを想定してます。それにより余計にうつが進行するかもしれません。
加齢や一時的な精力減退でEDめいた現象になりえもするでしょう。そもそも気力の低下で、うつっぽいのですから精力的な行為も低下するはずです。但し、躁鬱がある人はべつなのかもしれないですし、仕事でも頑張ってしまう人は、あっちの方も無理に頑張ってしまい、症状が見えてないという方もいるのかもしれません。
ちなみに、飲み薬や精力剤は、この場合無意味だそうです。
全て肝臓で解毒されるので、市販でうたっているものは、効き目ないそうです。病院行きましょう。
どうでしょうか?。
病院選び、医者選びは大切です。
しかも私のように、心療内科や精神科を廻ってきましたが、もしかしたら過去から更年期の要素があったのかもしれません。
つまり、別の要因も考えられるので、相応の病院で診てもらう必要もあるわけです。
情報提供や考え方、そしてこれまでの苦々しい経験での対価として、ありがたく頂戴致します。