見出し画像

2023年 大阪院の勝手に重大ニュース


 こんにちは、井本です。

今年も残りわずかになりました。

忙しさにかまけて、報告を端折ったイベントなどありますので、当ブログで補完しつつ、この一年(約10ヵ月間)を勝手気ままに重大ニュース形式で振り返ってみたいと思います。

ほとんど身内ネタになりますが、院外の皆さまにもご一読いただければ幸いです。それでは始めます。

 
1)2月11日 0クリ大阪院、突貫工事を乗り越え開院

 先発メンバー形成外科 宗内、小児科 居原田、熊谷、松下そして脳神経外科 亀田(敬称略)計5名の専門医により診療開始。

 艏(みよし)のない不安な船出にも関わらず5人の先生方の卓越した臨床能力で無事1ヵ月半を乗り切っていただきました。

 スポットで東京院の田中院長にも診療にご協力いただき感謝しています。

2)4月1日 常勤医2名が合流し2診体制で始動

 脳神経外科 野尻院長、産婦人科 井本副院長、形成外科 辻口医師の3名が合流。

3)5月31日 大阪院医師が東梅田の懐石焼肉店で理事長を囲み親睦を深める

 迷いやすいお店の玄関構造が吊り橋効果を生んだのか、殆ど初対面の先生達にも関わらず会った瞬間から会話が生まれ終始大盛り上がりでした。

 専門が異なる医師達との語らいはとても新鮮で、個人的にも生涯忘れることのない会になりました。小室先生ゴチになりました!

4)6月1日 第60回日本小児外科学学術集会で小室理事長が講演

200名以上の聴衆が集い
頭の歪みに関する活発な質疑応答が飛び交いました。

予想以上に小児科先生達の興味や関心も高く、関西での認知度を高めるきっかけになればと期待に胸が膨らんだのが昨日のようです。

5)6月某日(株)ジャパンメディカルカンパニーから出向のKさん、エリートアドバイザーに任命され奮闘

 殆ど全ての外来診療に立ち会っていただき「言葉で伝えるのは難しいのですが…」と言いながら「襟足まで深く被せる」というヘルメット装着のポイント基本操作とともに繰り返し何度もご教示いただきました。

大阪の患者さんからご指名を受けるまで馴染まれ、夢のようなあっという間の3ヶ月間でした。

6)7月某日 猛暑で試練の夏に懐かしい患者さんと再会

 「初めまして」とお互い顔を上げた瞬間に「あっ!」と、
3年前に重症子宮内症の腹腔鏡手術を担当させていただいた元患者Sさんがお母さんになっていました。
術後めでたく妊娠、出産されましたが、月齢3ヶ月のお子様の頭が歪んでの再会です。
最重症の斜頭に中等度短頭が併発していましたが、ご家族とは かつて厳しいオペのインフォームドコンセントを済ませた旧知の間柄です笑。

躊躇うことなく即ヘルメット治療を選択され、その後円滑に治療は進み3ヶ月後には正常領域にまでKちゃんの頭の歪みは改善されました。

先日の12月某日に大満足でご卒業されましたが、
「あの手術がなかったら、先生との今日という日はなかったのですね」医者冥利と不思議なご縁を感じつつ、円滑な治療にはやはり信頼関係と丁寧なコミュニケーションの構築が大事だなと再認識した1日でした。

7)8月5日 BS11イレブンで0クリ大阪院が紹介

 大方の予想通り、ターゲットとなるお母さんお父さん世代とメディアとの相性が悪く当医療法人肝いりの企画であったもののマーケティングとしては大失敗に終わりました。

私の知る限り、この番組を見た医療関係者は残念ながら皆無でした(涙)。  

8)10月22日-23日 マタニティ&ベビーフェスタに初出展

 大阪院からは井本、居原田、牧田、森戸、中野(敬称略)の5名が参加 東京院の林事務長、馬場リーダーや前述のジャパンメディカルKさんたちと共に無料相談会を設置しお客様をお出迎えしました。

医師の問診、触診と並行しKさんの巧みなハンディ3Dスキャナーで接遇、初参加で当初は会場の予想外の盛況ぶりに少々驚かされましたが、お祭りムードの中、皆楽しく時間が経つのを忘れるほどお客さんたちとの会話に没頭した2日間でした。

無料お絵かきエコバッグコーナーでは、机が足りなくなるほどお子様が殺到したのも驚異的で私の机は段ボール箱になりました笑。

 関西でのヘルメット治療の認知度は未だ低いのが現状ですが、展示ヘルメットの前で興味を示すご家族も数多く見受けられ、2ヶ月経った今でもクリニックにはフェス関連の患者さまが ちらほら来院されています。     

ご相談を受けた患者さん2日間で合計94名でした。

9)11月28日 テレビ取材の収録完了   

 BS11イレブンでは見事コケてしまいましたが、今回は某テレビ局の取材を受けました。私は産科当直勤務の合間によくこの番組を観ていますが、とても楽しくためになる情報バラエティです。また改めて放送日が決まりましたらお知らせします。

*番外編 うちの凄いクリエイターさんたち

 当クリニックにはヘルメットの内側に貼るクッションを患者さまの状態に合わせハサミで手際よく切り出してくれる専門の職人さんがいます。私たちは親しみと尊敬の念を込めて「調整さん」と呼んでいます。

彼女達の仕事ぶりは、またこのブログで紹介するつもりですが、今回は調整さんたちのお部屋風景と仕事の合間にクッションの切れ端で作っている楽しいオブジェをご覧に入れます。

 そしていよいよ最後のニュースです…

10)12月某日、●●● が 〇〇〇を✖️✖️✖️✖️!!

楽しい話題の後に見苦しいところをお見せして申し訳ありません。とても辛い事がありました。今は言葉を選べない状態ですが、私たちは決して諦めず頑張ります。恐れ入りますが…と途方に暮れていたそんな時

読み忘れていた12月22日読売新聞の朝刊に俳優役所広司さんの言葉を見つけました。公衆トイレの清掃員が主人公の映画PERFECT DAYSの宣伝広告ですがとても素晴らしく、心に沁み入ったのでここに引用させていただき皆さんと共有したいと思います。

 (以下に抜粋)
他人のために生きる。
それが幸せに生きることかもしれない。
最近、そんなことを思いました。

名前も知らない人のために。
顔も知らない人のために。
そんなふうに生きる人が
どうしようもなく美しく見えます。

歳をとったからでしょうか。
でもそのことに気がついてから、
この世界もまだまだ
心地のよいものにできるのではないか
と考えたりもします。

(憑依した役所さんが調子に乗って私に語らせます笑)

私はそのことを
ここで仲間たちと一医師として働きながら
感じることができました。
とても幸せな時間でした。

O歳児は決して多くを語ってくれません、
が いつも何かを訴えてくれます。
だからこそ私はそれを感じとろうとし、
感じとることが
できたのかもしれません。

そしてこれからもしっかり感じとり続けていくつもりです。

頭のかたち、頭の歪みの相談を受ける産科、小児科の先生方そして何よりお子様の頭のかたち、頭の歪みで悩まれてるお母さんお父さん方、先ずは当クリニックにご相談ください。

来年は1月4日木曜日より通常通り診療しています。

今年一年、お世話になった全ての皆様に感謝を込めて。本当に有り難うございました。

来年も何卒よろしくお願いいたします。

副院長 井本 広済

赤ちゃんの頭のかたち無料相談会

当院では少しでも患者様、保護者様の不安な気持ちに寄り添いたいと考え、無料相談会を開催しています。ホームページにて、開催スケジュールをお知らせしておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

相談会のご予約はこちらから 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?