ᰔᩚ詩_ / sanctuary
ため息とやかんが共に上を向いたその日。
女は、自分が女であることを
インスタントコーヒーを優しく、
かき混ぜながら、とても愛おしく感じていた。
情熱と冬虫舞い飛ぶ
気管が冷たい空気に怯える中
喉にいつか流し込んでみたい、
一杯3000円の珈琲。
今も きっと明日も その翌年も
愛おしい気持ちを持ったまま
願い続ける事でしょう。
その味を知る日まで、この風と隠れ家となる。
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