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詩_ / 女皮膚




女は我慢の限界を超えた

家力に蝕まれ女の皮膚が、剥がれ始めた。

ガラスのテーブルの上で女座りをし悔しむ

溶けたアイスケーキが

服に垂れ落ち剥がれた皮膚を湿らせる

笑えないのです

まるで、

現世の未熟な胡座構図のようで苦しいのです

剥がれきれていない皮膚から覗く赤ら皮膚

今を願うたびに、

脳裏に虹の橋なる幻覚が浮かび続ける

やがて皮膚は

皮膚なる形は粒子へとえた

女よ

帰ってきて

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