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詩集 あなたに贈る詩

あなたに贈る詩

あなたの真ん中には
いつもあなたがいる

その先には憤りと寂しさ

束の間の一時は終わり、
新しい苦悩と喜びの狭間で、
悲しみは
幾度となく くり返される

だが
その向こうには光がある

それは
あなたが
希望であり
ひとつの物語の1ページだからだ


道 

目の前に
大きく広がる
道がある

だが
この道は
決して
平坦ではないだろう

歩き続ければ
ときに
厳しい試練が
目の前に
立ちはだかり
あなたの歩みを
邪魔する

だが
この厳しい試練を
乗り越えたとき
光輝く
希望の道の先が
あなたを
待っている!!


この道100年~祖父の卒寿に~

90年
歩き続けた
この道は
決して
平らな道では
なかっただろう

だが
この90年の
喜び
悲しみは
次の
10年に繋がる

この道100年
まだまだ
歩み続けよう

新たな喜びが
この道に
たくさん落ちている
ひとつひとつ
大事に拾おう
光り輝く
100年を目指して


祝杯 O.A氏に

誕生日おめでとう

歳を重ねるごとに
悲しみや
苦しみは増えていく

だが
それ以上に
喜びや
楽しみも増えていく

新たな期待と不安の
はじまり
今日の良き日に
祝杯をあげよ!!


組詩 夢に向かって歩き出せ O.A氏に

出会い

あなたと
出会ったのは
春の事だった

何事にも
真剣に
向き合う
あなたに
わたしの
姿勢は
正された

あなたから
多くの事を学び
やがて
わたしの
視界は
次第に
広がっていった

はじまり


わたしは
あなたと
出会った

喜び
悲しみ
苦しみ
楽しみ

苦楽を
あなたと
ともにした

長いようで
あっという間な
この時間

あなたの
歩む
新たな
道が
これからも
光で
溢れていますように

Dream Walker

新たな
扉を
開く
あなた

未来は
明るい

夢に
向かって
歩きだせ

夢は
あなたを
裏切らない

夢は
あなたとの
出会いを
待っている

未知

今日まで
あなたは
絶えず
歩み続けてきた

これから
どんなことが
待っているだろう

この先に
天使がいれば
悪魔もいる

何が起こるか
わからない
未知なる
この道

あなたは
この道の先で
どんなものと
出会う?

休息

ときには
足を
止めてもいい

辛いときには
涙を
流してもいい

苦しいときには
歯を
食いしばらなくてもいい

無理して
強がらなくていい

優しい
あなたよ
足を伸ばして
ゆっくり休めばいい

明日は
明日の
風が吹く


献呈~亡き祖父へ~

亡き祖父への手紙

92年間お疲れ様でした。
じいちゃんにとって、
どんな92年間でしたか?

じいちゃんは、
誰にでも優しくて、
みんなから好かれていたよね。
何よりスーツが似合っていて、
じいちゃんは、
俺にとって、
憧れの存在でした。

今頃、
先に旅立ったお母さんと再会出来ましたか?
ゆっくり、
お茶でも飲みながら、
空の上でたくさん話をしてね。

ひ孫を見せられなくてごめんね。
もっともっと、
じいちゃんとたくさん話をしたかったし、
色々と教えてもらいたかったよ。
でも、
いつまでも悲しんでいちゃいけないよね。
少しずつでも、
前を向いて、
一歩ずつ歩いていくね。

だから、
どうかお母さんと一緒に、
空の上から家族みんなを見守っていてください。

じいちゃんから、
たくさん愛情を注いでもらったことを一生忘れないよ。
俺も、
じいちゃんのように、
優しい男になるね。

今まで本当にありがとう。
ゆっくり休んでね。

あなたが伝えたかった事

日に日に
衰弱していった
あなた

わたしが
声をかけると
こちらに
視線を向けた

何か言いたげそうに
静かに
口を開くが
声は聞こえてこない

わたしは
あなたが
伝えたかった事を
聞き取ることも
読み取ることも
出来なかった

あなたは
わたしに
何を
伝えたかったのだろう

衰弱して行きながらも
あなたが伝えたかった事を
何も受け取れなかった
わたしが悔しい
ただただ
無力さだけが残った


ありがとう~亡き母に~

ありがとう
たくさんの優しさを

ありがとう
たくさんの教えを

ありがとう
たくさんの気付きを

ありがとう
たくさんの思い出を

ありがとう
たくさんの愛を

ありがとう
僕を育ててくれて

しかし
僕は
あなたに
何が出来ただろう

あなたに
恩返しが
出来るかわからないが
''ありがとう''を大切に
これからも生きてゆく

本当にありがとう
ただ一人の母よ


亡き母への讃歌

回想、そして祈り

思い出す
あなたと過ごした日々を
思い出す
あなたの笑顔を
思い出す
あなたの優しさを

思い出せば
思い出すほど
あなたへの感謝ばかりが込み上げてくる

もう、遠くへ行ってしまったあなた
あなたに会うには
まだ、時間がかかりそうだ

だから
私はここで祈る
「永遠に安らかであれ」と

カーネーション~母の日に寄す~

花言葉は、
『母への愛』

ここまで 私を
育ててくれた あなた
その過程で 私は あなたに
大きな 苦労をかけてしまった
でも、あなたが 私に
たくさんの 愛情を 注いでくれた
おかげで
私は ここまで 成長することができた

そんな あなたに
''ありがとう''の言葉と
赤きこの花を
贈ろう

そしてまた、この日はやって来る-Oct.31-

そしてまた この日はやって来る
悲しみにくれ
後悔し続ける
涙の一日

そしてまた この日はやって来る
あなたに感謝し
あなたを想い続ける
祈りの一日

そして 私は 願う
いつの日か
また やって来る この日が
希望に満ち
幸せを運んでくる
一日になることを・・・


再び歩き出す人に

時に
悲しみや後悔が
襲い来て
あなたを
苦しめる事が
あるかも知れない

でも
少しずつでいい
ゆっくりと
歩き出そう

いつか
悲しみや後悔が
喜びや思い出に
変わってゆく日が
きっと訪れるから

再び歩き出す
あなたには
たくさんの人が
傍で支えてくれる

だから
少しずつでいい
ゆっくりと
歩き出そう


一歩ずつ G氏に

楽しかった思い出
忘れられない日々が
今のあなたを
寂しくさせているかもしれない

でも
それでいい

一歩ずつ
一歩ずつ
その思い出が
寂しさではなく
あなたの
力に変わっていく
その日まで

あなたと過ごした日々は
かけがえの無い
時間だったのだから

無理して強がらなくていい
涙をこらえなくていい
あなたの涙と
あなたの思い出が
笑顔の虹をかける
その日まで

あなたの
笑顔は
周りを
明るくする
特別な力を
持っているのだから


さくら、降るとき K氏に

春の暖かな光
優しい眼差しが
あなたを
見つめている

あなたの
優しさ
輝きを
私は忘れない

そして
言い尽くせない
''ありがとう''

さくら、降るとき
あなたの
新しい物語の
1ページが始まる


2人の愛の物語 Y氏の結婚のお祝いに

この広い地球の
75億の人の中で
奇跡のように
2人は巡り逢った

お互いが
お互いを
想いながら
大切に
愛を育み
2人は
結ばれた

これからの
2人の愛の物語は
多くの幸せの中に
少しの苦しみもあるだろう

だが
2人で育んだ
愛の力は
それさえも
乗り越えられる
ゆっくりと
焦らずに

そうして
2人の
夢や未来を描いて
物語のページは
また
ひとつひとつ
書き足されていく

これからも
そして
永遠に
2人の愛の物語に
終わりは来ない


大切なあなたの誕生日(バースデー)

今日は
一年に一度訪れる
大切なあなたの誕生日(バースデー)

誰からも愛される
大切なあなた
やって来る一年を
重ねる度に
あなたは
より一層多くの人から
愛されるのだ

今日という一日は
いつにも増して
大切なあなたを
心からお祝いしたい

あなたという物語の
新たな一ページが
書き記されてゆく

たとえ苦しみが
襲い来たとしても
あなたの優しさや人柄は
そんな苦しみも消し去る
癒しや幸せを
人々に与え続ける
光のようなあなたよ

あなたが
この世に
産まれてきてくれたことに
心から感謝したい

おめでとう
大切なあなた
いつまでも健やかに


歌は・・・ N.H氏に

歌は繋ぐ 人と人とを
歌は繋ぐ 心と心とを
過去から現在(いま)へ
現在(いま)から未来へ

その歌を口ずさめば
思い出へと誘ってくれる
歌は朽ちることなく
人の心に残り続ける
わたしに そして あなたに

歌は届く 人と人とに
歌は届く 心と心とに
過去から現在(いま)へ
現在(いま)から未来へ

その歌は終わらない
いつもそばに寄り添っていてくれる
歌は止まることなく
人の心に流れ続ける
わたしに そして あなたに

歌は広がる どこまでも
歌は響く いつまでも
歌は始まる 何度でも


歌声 M.K氏に

初めて見る
いつもと違う
きみの表情

きみの歌声は
空のように
限りなく澄んでいて
安らぎを与えてくれる

きみの歌声は
翳った心に
光を射し込む
太陽のようだった

初めて見た
いつもと違う
きみの表情

いつしか
僕の耳は
きみの歌声の
虜になり
いつまでも
この余韻に
浸っていたいと
願っていた


あなたへ

この広い世界の中で
出会えた
あなた

あなたに
出会えたことは
奇跡だ

あなたは
あなただけ

あなたの
代わりなんて
どこにも
存在しない

世界で
たったひとりの
あなたに
伝えたい
''ありがとう''



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