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短歌 新作8首 『君という現象』

短歌 新作8首 『君という現象』

誰か一人の存在で、目の前が昨日とは違う色に見え始める。
あざやかに輝き出したり、突然に暗くモノクロームに見えたりもする。
そうして自分の体に起こる変化を表すための、相応しい名前を探している。

そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。

第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。
もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。
あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛

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ジュディー、現代短歌っておもしろいのか? ――21世紀の岸辺の歌人たち

ジュディー、現代短歌っておもしろいのか? ――21世紀の岸辺の歌人たち

(原稿用紙42枚)

 小説は読んでも短歌は読まない、音楽は聴くけれど短歌には全然興味ない、映画はよく見るんだけど、短歌ってなに? 教科書にのってるなにか? そういうの読んだり作ったりするのってなんか恥ずかしくない? イメージ的にさ――

 といったところが、たいていの方の短歌観ではないだろうか。自分の生活に必要がないもの、あえて導入する意味がないもの。

 まあ、そうである。短歌は生活必需品では

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