西崎憲

音楽:スイスカメラ& dog and me records/翻訳と小説/電子書籍レーベ…

西崎憲

音楽:スイスカメラ& dog and me records/翻訳と小説/電子書籍レーベル:惑星と口笛ブックス

最近の記事

視聴覚文芸部アーカイヴ001

 視聴覚文芸部は、映像や音楽などで拡張された文芸の愛好家たちのクラブです。  参加資格はありません。  視聴覚文芸部に入っていますとご自分で言えば視聴覚文芸部員です。  このページは部員作品のアーカイヴになります。展示したい場合は以下にメールをください。 book.for.hill@gmail.com  ファイルを直接貼り付けることはできないので、YouTubeや Twitter などにアップし、URLを教えてください。タイトルも教えてください。  展示をお断りすることはほぼ

    • 『たべるのがおそい』全巻購入特典『Little 8』と全作ガイド 西崎憲

      このページには『たべるのがおそい』を全巻購入してくださったかたへの特典の案内と、掲載された全作品のガイドを掲載しています。 『たべるのがおそい』全7巻を買ってくださったみなさまに特典として電子冊子を差し上げています。PDF, mobi, epub, kepub, azk, などの形式でダウンロードできます。  入手方法ですが、メールで全巻が写った写真を送っていただければ、折り返しダウンロードのURLを送ります。 book.for.hill@gmail.com  こちらが

      • 十のフォントから書いた十の瞬篇小説

         ウェブには信じがたいほど親切な方々がたくさんいて、難しいソフトウェアの扱い方や、楽器の弾き方や、健康的な生活の仕方を教えてくれる。  だから日々感謝に堪えないのだが、なかでもありがたく思っているのは、フリーフォントを提供してくださる方々の存在である。  作成にはどう考えても膨大な時間と時間がかかっているわけで、彼ら彼女らこそヴォランティア中のヴォランティアと言えるだろう。  何かにたいする深い愛と、広い対象への無償の親切心という、矛盾する要素を兼ね備えた方々をこれだけ目

        ¥200
        • ジュディー、現代短歌っておもしろいのか? ――21世紀の岸辺の歌人たち

          (原稿用紙42枚)  小説は読んでも短歌は読まない、音楽は聴くけれど短歌には全然興味ない、映画はよく見るんだけど、短歌ってなに? 教科書にのってるなにか? そういうの読んだり作ったりするのってなんか恥ずかしくない? イメージ的にさ――  といったところが、たいていの方の短歌観ではないだろうか。自分の生活に必要がないもの、あえて導入する意味がないもの。  まあ、そうである。短歌は生活必需品ではない。それに文化ジャンルのヒエラルキーのなかではかなり下のほうだ。音楽、映像、小

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        • 『たべるのがおそい』全巻購入特典『Little 8』と全作ガイド 西崎憲

        • 十のフォントから書いた十の瞬篇小説

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        • ジュディー、現代短歌っておもしろいのか? ――21世紀の岸辺の歌人たち

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          海外小説を読まない実作者に薦める海外短篇10選

          (原稿用紙換算約24枚)  短篇小説が好きだ。とても好きだ。ものすごく好きだ。と三度繰り返すくらい、自分は短い小説が好きだ。  短いものや小さいというのはそれだけでいいものなのだ。小さいものは持ち運べる。自分の行くところ、どこへでも持っていける。大きいものになるとそうはいかない。たいてい自分のほうがそちらに行かないといけないわけで、それもなかなか億劫ではないか。もちろんそれはそれで良さがあるし、ものには役割というものがあるのだが。  創作講座をやったり、年2回刊行の文芸

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          海外小説を読まない実作者に薦める海外短篇10選

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          ホルヘ・ルイス・ボルヘスをほどく — われわれはどのように読みそこねてきたか

          (原稿用紙換算37枚) 『文学ムック たべるのがおそい』 Vol. 6 に、ホルヘ・ルイス・ボルヘスの短篇小説 El jardín de los senderos que se bifurcan の日本語訳を寄稿した。これまで「八岐の園」という訳題で親しまれてきた作品で、人口に膾炙した題を変更するのは、避けたほうがいいように思うのだが、わかりやすさを考えて「あまたの叉路の庭」とした。しかし、あるいは「叉路(さろ)」という語にも親しみにくさはあるかもしれない。  同誌の刊行

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