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優しい嘘もバレたらただの悲しい嘘

嘘はつかない方がいい。
一つ嘘をつくと、
その嘘を隠すためまた嘘を
つかないといけなくなる。

そして、その嘘に自分が
苦しまさせられることになる。

子どもたちには、
常日頃、
ママには本当のことを
言うんだよ!

と、伝えています。

嘘はよくないけど、
優しい嘘ってありますよね。

ご飯作ってもらって
食べたらめちゃくちゃ不味い。

けど、美味しいよ。

と言ってみたり。

優しい嘘はありなのか??

本当のことを言ってあげた方が
優しいのでは?
そう思うこともあったり。

子どもたちは私が作る料理に
不味い時はまずいとはっきり言う(-。-;

私は不味くないんだけど(−_−;) 
と思いながら
子どもには合わない味なのね(ー ー;)
と、凹みながらも次への
改善となる。

嘘と言えば

『鈴木家の嘘』という映画を
知っていますか?

引きこもりの兄が突然自殺をし、
それを見た母は記憶をなくす。
その死を母に隠す家族のお話です。

この映画

コミカルに描かれる部分もありますが、
中身は暗く深い。

知らないなら知らないまま
がお母さんは幸せなのか?

お母さんの心を守るために
嘘をつく。
それは優しい嘘であり、
悲しい嘘だ。

そして、その嘘は最後はバレる。

我が家も同じような
境遇でした。

私の妹も引きこもりでした。
そんなこともあり
この映画は我が家を見ているようでも
ありました。

家族それぞれが悩み苦しみ。
本人はおそらくそれ以上に
苦しんでいたと思います。

どう接してあげればいいのか?
どう声をかければいいのか?
何をしてあげればいいのか?
何もしないのがいいのか?

どうすれば??

日常生活を送りながら
妹のこと、家族のこと、自分のことを
いつも考えていたような気がします。
もうだいぶ昔の話です。

映画を観たときに
あ〜、こんな時期
私たち家族にもあったわ。
と振り返る。

常に死にたいと口にしていた妹。

毎日ハラハラハラハラしていました。
いつか本当に、、、、。

そんな妹も何がキッカケだったのかは
わかりませんが、
引きこもりから脱出。

今では立派な社会人。
バリバリ生き生き働いています。

今の妹を見て、
昔、引きこもっていたなんて
誰も思わないのでは?

そばにいた私ですら、
もう想像もつかない(笑)

生きてくれてありがとう。

鈴木家のお兄ちゃんは
残念ながら自殺してしまいます。

家族はその理由を知りたい。
当たり前ですよね。

自分が原因だったんじゃないか?
残されたものはそんなことを
絶対に考えます。

私も流産を2回経験しましたが、
子どもを失い、
初期流産はよくあることだ。と言われても
やっぱり自分に責任があったんじゃ?
何かできたんじゃ?
何がいけなかったんだろう?

いまだに考えてしまいます。

そんな思いを持ちながら
生きているものは生きていかなければ
ならない。

鈴木家も同じ。

この映画では、
自殺がテーマでもあるような気がします。
どうしたら防げたんだろう?
私は最後までそれを考えていました。

きっと答えなんてないのかなー🙄
けど、考えることは大事だ。
自分なりに考察してみる。

ラストの鈴木家は
とても良い笑顔をしていました。
内容は悲しい映画だけど、
心温まる映画だと思います。


読んで頂きありがとうございます。
今日もみなさまがhappyな1日を過ごせますように。


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