できない、ではない。やっていないだけ

こんにちは!たくみです。
先日、音楽を聴きながら作業をしていたのですがふと耳に残ったフレーズがあったので、紹介をします。
「できないでなく、やっていない」

まさに真理ではないのかなと思うほど、耳にも心にも残る痛い言葉です。
僕にもやる!と決める前に諦めてしまったことが幼い頃からたくさんあります。

例えば、ジェットコースター。高所恐怖症で落ちていく瞬間に地上が見えるのがとても怖くて乗りたくなかった。ディズニーにある『センター・オブ・ジ・アース』なんて最悪でした。
父と乗った際には泣いた記憶が最後です。
そこからずっとジェットコースターやいわゆる絶叫系にはどうしても拒否反応ができてしまっていました。

そこから月日は流れて大学生。
彼女と初めて行ったディズニーで変わりました。
カッコ悪いところは見られたくないと思って、死ぬ気で乗った『センター・オブ・ジ・アース』

「あれ?思ったよりも怖くない。それ以上に面白いかも」

予想外の感想。よく考えてみると、
幼い頃に体験した時よりも身体が大きくなった。経験も積んだ。
ただただ自分には絶叫系はできないと決めつけをしていたことに気づいた。

世界が変わって様々なことにやってみよう!と思った出来事です。
そこからは色々やりました。
自分には無理。恥ずかしいと思っていたことにもオープンになって行ってみました。
下記にあるのがその一例です。
・オタ活
・写真
・工作
・料理
・お菓子作り
・初めてのスポーツ
試しに行ってみて、何か違うなと思えばやめたものも多いです。
でも、やらなかったら知らないことはたくさんありました。

だからこそ、本日は幼い頃に父からのDVで指示待ち人間になっていた僕が、自分の意思を決めたことで得られたポジティブな要素についてお話をしていきます。


1、 マネキン化していた幼少期

僕の幼少期は父に支配をされていたと言っても過言ではありません。
僕にとって父とは愛をくれる人以上に怖い人でした。
怒る、ダメなやつだと否定される、暴力と幼い子どもにしてはいけないことのデパート状態でしたから。

でもそんな父に見て欲しくて、幼い僕は必死でした。
やりたくない習い事として水泳教室、塾に行きました。
全然泳げない、ひらがなは覚えられない、と悲惨な状態でより父は僕に厳しくなるという負のループになりましたが。

否定されることに慣れてしまって、この頃には僕の意志はほとんどない状態。
鮮明に覚えているのは、僕の洋服を父と母で選んでいた際に2人の意見が真っ二つに分かれて僕の意思を聞いてきた。
圧倒的に母が選んだ服が良かったけど、顔色を伺って選ばなかった父'の機嫌が怖いと思い、自分の意思を曲げた。
これが小学校に入学する前の子どもです。

恐ろしいですね。
今思い変えても中々の状態だと思い直しました。

ちなみに両親は離婚して僕と弟は母に引き取られたのですが、
母が別居を決意したのは祖母の「息子(僕)笑えなくなってない?」という言葉だったそうです。
頻繁に会うことができていなかった祖母の目から見ても異常な状態だったみたいです。

父と離れた後も『意思のないマネキン』状態は継続していました。
本当の意味で自分の意思を取り戻す覚悟を決めたのは高校を卒業してから。
それまでは誰かに頼まれたらリーダーをやるし、頼られるのは嬉しい。
怒られたくないから品行方正である。
とネガティヴな気持ちがいっぱいで、自分の意志で動いているようで他人の意思で動いていました。
※1番酷かったのは男性恐怖症。特に大人の男性が苦手に。

マネキンって言葉の響きどうですか?
人形って響きどうですか?
あなたって他人の操り人形だよね?と言われてどう感じますか?

僕は嫌よりも違和感をずっと感じていました。
他人の言葉に左右される行動に。周囲の目を気にして自分の行動量に制限をかけている自分に。

同じ違和感を感じている人に意思がない状態と意思あり状態の違いについて
次の章でお話をしたいと思います。


2、 マネキンは楽、人は大変

ほとんどタイトル通りなのですが、マネキン=指示待ち人間というように言い換えることができます。
指示待ち人間は誰かに「〇〇して」と言われて「はい」と答え、言われたことをこなす。
それで終わる。

良く捉えれば、人の言うことを素直に聞ける人。
悪く言ってしまえば、責任感を持って行動をしない人。

自分で考えて行ったことではないからこそ、
責任の所在を問われた際に出てくる言葉は「〇〇さんが〜」と言う責任転嫁。
正直、学生時代はいいかもしれなけど社会人になったら近づきたくない人。

誰だって責任を取るのは怖いことです。
怒られるかもしれない。否定されるかもしれない。

ただ考えてみてください。
刺激のない環境と刺激のある環境。
どちらの方が「面白み」があると思いますか?

自分の意思のない努力に成果は中々ついてこない。
僕の習い事のように。


僕が変わったのは高校卒業後からだとお話をしました。
環境が変わるからこそ僕は違和感と戦うと本気で決めたのです。

具体的には、
【積極的に行動を行うこと→他人の目を無視する】

ここから僕は考えて行動を起こしました。
入るサークルは自分のやりたいこと。そこで積極的に先輩や同級生とコミュニケーションをとって中心にいること。
その結果として代表を務めること。

ただこれだけをまず考えました。
実際に行動をしてみると、いつものマネキンに戻ろうとする引力が強すぎると感じましたね。でも決めた。
サークルに無事に入って、一年生なのに同じ一年生にビラを配る。
積極的に先輩に会ったら挨拶をして、活動にも意欲的に参加。
そうしていると感情の面でも変化が見られ、頼られることが苦痛だと感じた高校生までと違い、頼られることも嬉しくなった。

自分が決めた行動で誰かを笑顔にできたことが本当に嬉しかったし、達成感が半端じゃなかった。

もちろん責任を伴って失敗をしたこともあります。
もっとこうしておけば良かったと後悔していることもあります。
それ以上に1番青春をしていたと断言できるくらいやりきった

この気持ちを持つことができたことが良かったと思う。

それからの社会人人生も辛いことがありました。
パワハラもどき?ひどい言葉も投げられることもありました。

だけどいつも大学時代を思い返して自分は一度出来ている、立ち上がれる!と心に言い聞かせてまた頑張ることができている。
一度の成功体験が僕を支えてくれている。

自分という基本ができている感覚がある。

ここが自分の意思を持つことで得られるメリットなのかなと思っています。

あなたは自分を構築している自信はありますか?

僕にはあります。

あなたには憧れている人はいますか?

まずはここから初めてみませんか?


ご拝読ありがとうございました。


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星 拓海(Hoshi Takumi)


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