家内との終活 2024'
今年前半は、母親の生活の道筋をつけることに集中した。3月、ようやく公的手続きも含めてすべて完了した。今後は家内と終活を楽しむ時間としたい。
昨年の母親は、入院・介護・入所など。ボクはとても忙しかった。働き方ながら家内に負担をかけるのは申し訳ないので、それらのことはボクがこなした。分業することで、いくらかの時間ができた。一番の共通の趣味である終活の旅行に2回ほど行った。
1月に、息子が事業を行なっている石垣島へ。ボクは竹富島、息子と家内はダイビング。3日には、海浜乗馬を楽しんだ。ちなみに、すべて、息子が工面してくれた。
もう一回は、松江城・足立美術館・出雲大社などを巡った。宿は、三朝温泉と玉造温泉。とても満足なゴールデンコースだった。ボクは城マニア、家内は足立美術館に憧れていた。また、出雲大社は言うまでもない。
先月、全ての家庭事情が落ち着いた。そこで、旅行の計画を始めた。
そのタイミングで、今年も息子から二泊三日の石垣島へ招待された。今回は、クルージングを案内してくれるらしい。家内はメロメロ。そして、8月末に行くことにした。
招待された旅行で申し訳ないが、招待してくれた長男と腹心ない話をするつもりだ。それは、来年から年金生活となるのを機に、後継などの話をする。一応、前ぶりは先日した。家族はびっくりしていた。
うちの基礎は、親父が土地を借りて家を建てたことから始まる。その底地権をボクが買った。借地権は相続した。その間、一部親から援助をもらい約50坪の家を建てた。30年経つが、リフォームは行き届いている。これを同居している次男に譲りたい。理由は、ここでなければ生活しにくいことと、少ないながらも金銭の寄与があったからだ。
あとは、長男主導でわずかな不動産と+−の資産を分けてもらいたいと。兄弟の関係は良好なので軋轢は生じない。ボクは実質的に主から卒業をする。そして、終活に専念します。
9月には、もう一つの旅行を予定している。割と豪華な国内旅行だ。メインは33年ぶりの姫路城。
そして、有馬温泉に泊まり城崎温泉に行く。お城オタクとしては姫路城見学はとても嬉しい。また、城崎温泉は、大好きな志賀直哉の「城崎にて」の舞台だ。いずれも、何回も行こうとしてもいけなかったところだ。今からワクワクしている。交通音痴なボクに対し、家内は旅行を組み立てるのが上手だ。いつも感謝している。書籍やネットを見て満足していたところに行くのはとても嬉しい。
天気が良こと、体調も良いことを祈る。仕事も休まず、小遣いを貯めたい。金銭感覚も音痴はボクは収入の全てを学生時代から家内にコントロールしてもらっている。実のところ、旅費等がいくらかかるのか知る由もない。でも、それが一番間違えがない。そして、少年の心となって旅行という終活を謳歌する。
かわせみ💎
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