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夕立への旅立ち

少しストーリー気味です(⚠️下手くそです💦)


夕立への旅立ち

ある少年は、
ある夏の夕立、辛い事が起きてました。

少年の
1番大切な愛犬が、亡くなってしまったのです。

愛犬が生きている間は、
晴れれば、全ての景色が、輝き、
気分まで、明るくなり、

雨が降れば、全ての自然に、恵みが降り注がれている様に見え、
気分まで、ゆっくりなっていました。

しかし、
愛犬が去った日は、

夕立が降っていました。

少年は、
湧いてくる深い悲しみを、処理する力さえ、
失くしていました。

亡くなった愛犬の亡骸を
見つめながら、

少年の心に、
大量の雨粒が、降り注ぎます。

少年は、
1人泣きながら、

「なんで、なんで君が亡くなるんだよ!... ずっと永遠に友達のはずだったじゃん!... 置いてかないで...」

少年の目から、
たくさんの涙が溢れていました。

少年は、
雨が降りしきる中、
亡骸を、抱きました。

少年は、
無の冷たさを、持った愛犬を、
ただただ、抱きしめました。

雨が止み、陽射しが射し始めました。

しかし、
少年の胸中は、複雑でした。

あんなにも、
輝きを持っていた、景色たちが、
光を失っている。

確かに、
水滴のついた、葉っぱは、輝いてる。

けど、

少年には、
輝いてる葉っぱの光からは、

温かさや、生き生きした感じを、
受け取れませんでした。

少年は、
嘆きました。

鮮やかさを失った世界で、
ただただ、穴の空いた心を抱え、
虚しく生きる事を。

少年は、言いました。
「ねぇ、僕もそっちに逝ったらダメなのかな?...
君がいない世界は、光を失ってるよ... 辛いよ...」

少年が見る世界は、
鮮やかさを失っていきます。

少年は、
ただただ、鮮やかさの無い世界に、
苦しみをおぼえました。

そして...

その日は、激しく雨が降っていました。

空は曇り、
あらゆる自然に、雨が打ちつけています。

少年は、
それが、恵みでは無く、
ただの、降るという現象にしか見えなくなっていました。

少年は、
少し微笑んで、
「君は、僕の行き先にいるのかな?... いなかったら悲しいな... けど、また鮮やかさを放ってる世界があるのかな?... 僕の勝手で、君を悲しませたら嫌だ。けど... いや、ごめんね...」

そう言いました。

少年が、
行き先を決め、出発した日は、

夕立では無く、
晴れが来ない、大雨でした。

少年の綺麗な心は、
大雨の中で、再び光を戻しました。

綺麗な心は、
大雨の降る中、優しい光を放っています。

少年の、綺麗な心から、
滲んだ、悲しみを、
雨は流し続けています。

少年は、
優しい顔で、綺麗な心を、
見ながら微笑んでます。

大雨が降りしきるなか、永遠に。



下手くそでしたね💦。
死を肯定したり、否定したり、
出来ません。

天界行きの列車への、切符を
自ら買ったら、
どこにいくんでしょう?...

僕は、
行き先が、光の場でも、闇の場でも
いきたいです。

今は、
列車に乗ろうか、乗るまいか、
迷っている所です。

どうか、
辛さを抱えて生きてる、
綺麗な心を持っている人が、

列車に乗らずとも、
現在の世界で、穏やかに過ごせます様に...

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