福祉でもキレイな数式を書き続けたい。
久しぶりに救護施設のことを。
改めまして、救護施設のペーペーです。
救護施設ってなんじゃいな、という方に端的に説明しますと、救護施設は生活保護を受給している人が入所する、そんな施設です。
簡単でしょ?
福祉施設にそんな施設があるなんて知らなかった、という人が殆どだと思います。僕も入職するまで、まーったく知りませんでした。
そんな救護施設は、生活保護法という法律の性質上、利用者の入所を「措置」という形で行います。
はつまり、役所などから「入所しなさい、させなさい」と言われて入所する訳です。
(今は契約になってしまった介護保険施設なんかも、昔は措置入所でしたよね)
もちろん、本人の意思決定が最優先ですので、実際には強制的に入所させられる訳ではありませんし、
施設としても役所から強制的に入所を迫られる訳ではありません。相応の理由があれば、入所を断らせて頂くこともあります。
前置きが長くなりましたが、今日はその、断らせて頂いくケースについて書いていこうと思います。
きれいな数式
Excel(以降はエクセルで)を使う人なら共感してくれると思うんですか、僕は数式がキレイであるほど良いと思っています。
というのも、僕は「キレイ」を纏まっていて無駄がないという意味で使っていますので、
そりゃ纏まっていて無駄がないのだから、ミスする可能性も低く、良いですよね。
ただ、僕がエクセルを使い始めた時は、キレイな数式を組むことができませんでした。
右へ左へ行くような、そんな数式を組んでしまうことは、エクセル初心者にはありがちですよね。
(まぁ、数式を悩むより、使い勝手のいい表を作る方が大切だったりもしますが、、)
ただ、それでも止めずに使っていれば、新しい解決策(関数)を覚えたり、理解していくので、キレイな数式を組めるようになっていく訳です。
やっぱり継続は力ですね。
ま、エクセルの話はここまでにして。
結局なぜ断るの?
ちょっと遠回りしましたが、施設の入所受付は、エクセルの例で言う、止めずに続けた職員が行います。
止めずに続けたので、解決策(関数)をより多く、深く理解していますので、
「本人が困ってるんだし、入所(答え)に繋がればなんでもいい」なんて考え方は絶対にしません。
そんな考え方では、キレイな支援(数式)を組むことはできないし、やはり何らかのミス(本人の負担)に繋がることを知っているからです。
そんな考えから、入所受付では救護施設への入所が最善の打ち手なのかを常に考えて行いますし、他の打ち手が最善と分かれば、損得抜きに断ります。
僕も最近断りました。
困っている人の手を掴まない選択は心苦しいものですが、(僕が)最善と思う打ち手を丁寧に伝えさせてもらいました。
他に打ち手がなくて、選択できずに入所する利用者がいる中で、より良い選択肢があるのなら、それを選ぶ後押しになりたい。
対人支援はエクセルのようにパキッとキレイにとはいかないのが現実ですが、そんなイメージと理想を持って僕は支援しています。
おしまい。
★密かにサークルもしています。
サークルでは、有料記事とサークル限定記事を公開してます。少しでも気になったらぜひ\(//∇//)\
またねー^ ^
よければサポートしてください。サポートはnoteを継続するインセンティブとして、自分に投資します。おもにコーヒーに変換されますが(*´∀`*)笑