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【読書】人生迷子のシングルたち③

前回の続きです。
ここまでは漠然とした将来への不安をなくすため、その原因や自分の「生き癖」を見つけることが大切だという内容でした。


<備えあれば憂いなし!の「ひとり」の人生設計とは>

人生には予期せぬ転機が訪れることがあります。
著者は、自分のキャリアについて4つのパターンを考えておくべきであると述べています。
その4つとは
・結婚した時のキャリア
・結婚して子どもを持ったときのキャリア
・シングルで生きていくときのキャリア
・自分一人で親を扶養するときのキャリア
また、病気や失業という事態も想定しておく必要があります。

これらの事態に対応するために共通して必要なのが
「人間関係」「お金」「スキル(仕事)」

■人間関係 「意味のある他者」との関係を築いていく
既婚も未婚も関係なく、自分にとっても意味があり、相手にとっても自分が意味のある存在、「意味のある他者」との関係を築いておくことが大事。
シングルというのは、孤独であることを意味するものではありません。いざという時に頼れる、かけがえのない他者を大切にしていきましょう。
また、他者に「自分から働きかける」ことを意識的に行えば、自らがネットワークを創っていくこともできます。待ち人間ではなく動く人間になること。積極的に行動し、ネットワークを増やすことも大切ですが、時にはひとりになることや、1対1の時間を持つことも、とても大切です。
人間関係ではお互いの価値観も重要になる一方、価値観はけして共有できるものではありません。お互いの価値観を「尊重」することが、良好な人間関係を継続していける秘訣。・。

■お金 今後どれだけのお金がかかるのかを知っておく
自分の生活に必要な金額をしっかりと把握しておく。自分のためだけでなく、大切な人に使うお金のことも考えておかなければなりません。
今後起こりうる様々なイベントを予測して、計画しておくことが必要です。お金についての予測がたつと、多くの不安が払しょくされます。できるだけはやいうちに、マネープランを確認しておくことが大切です。

■健康 長く働き続けるために健康を管理する
シングルの人の不安の中で多いのが「健康」に関するもの。
健康診断に定期的に行く、食生活と整えるなど、意識して予防しておくこおが必要。


シングルで生きていくことの漠然とした不安について、原因を見つけることと、備えておくことが必要であることを理解しました。
私はこの中でも特に「人間関係」を大切にしていきたいと思いました。
自分が、他者にとってどれだけ意味のある存在になれるか?これは、シングルで生きていくうえで非常に重要なことだと思います。自発的に、積極的に行動して、他者にとって意味のある存在になっていきたいと思いました。


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