死後の功績
日本独特の文化だと思うのが、有名著名人が亡くなった後に、テレビやニュースなどで称える、ということだ。
生きてる間にたくさん称賛すればいいのに、亡くなった後、特に本人によって亡くなった場合、死後に称えられがちだ。
才能があった、もっと有名になれたのに、もっと活躍できたのにと嘆く。
しかし、どうだろうか。
本当にそう思っていたのなら、なぜ生きてる間にもっと取り上げなかったのだろう?もっとスポットライトを当てなかったのだろう?
なぜ亡くなった後に称賛し始めるのだろうか。
これはとても不思議な文化だと昔から私は思っていた。
もちろん、世の中に良い影響をたくさん与えた方たちは沢山いらっしゃるし、その方々から学んだ人も多くいるだろうし、その方々を目標として目指して頑張っていた方々も沢山いるだろう。
これは悪い捉え方かもしれないが、本人によって亡くなった場合。
例えば会社に勤めていて、過労で倒れたとしよう。
周りはなぜ?と思ったり
忙しいから休んでほしくないと思う
そして寝込み出すと
ほんの少し気にかけるようになる。
本人が本当に病気になったときに、
周りは少し心配し始める。
本人によって亡くなった時、あの人は頑張っていたね、と褒め始め、ようやく気にかけるようになる。
これが日本においての、本人によって亡くなった後の、一通りの流れのように見えて仕方がない。
死ぬ気で働け、という言葉があるが
本当に亡くなられては元も子もないだろう
人を追い込むことが正義ではないという事が、証明されてきたのではないだろうか?
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