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みつけていただきどうもありがとうございます。 東京の西の方で爬虫類専門店をやっています…

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みつけていただきどうもありがとうございます。 東京の西の方で爬虫類専門店をやっています。 爬虫類のことであったり、爬虫類を通した私の人となりであったりを書いていこうかなと思っています。

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セカンドコンタクト

爬虫類を飼育することを趣味にした動機の一つとして、変わった動物を飼育したいというものがあるのではないかと考えます。もちろん何事もそうであるように、爬虫類飼育にも多様性があります。俗にいうペットとしての側面のほかにも、種類をコレクションするホビー的な側面や、飼育技術を確立する研究者的な側面などです。しかし、それらは積み重ねであり根底には興味を持ったこと、そこから好きになったことに何らかの理由が存在します。 実際のところ、好きになることに理由など必要ありません。しかし私の場合は

    • ガルフのススメ

      一時期は落ち込み気味だったカメ人気もすっかり戻って参りました。それどころかいまではカメは人気の爬虫類になった感があります。実際にウチのお店でもカメが1番人気です。少し前までは、「若いのにカメが好きなんて良いね」などと言われて先輩方に可愛がっていただけたのですが、それも通用しなくなりました・・・笑。 それは私が業界側の人間になったせいでもあるのですが、そんなことはどうでも良いことです。 そんな昨今ですが、変わらずに人気を保っているのがアメリカハコガメの仲間、通称”アメハコ”で

      • 曲頸魂

        カメという動物は爬虫類の中でも馴染みの深い動物なのではないのかと思います。ペットとしても触れることも難しくなく、古くから配合飼料も販売されていて魚の延長線のような感覚で飼育に手を出しやすい爬虫類であるといえます。そのため爬虫類という認識とは別の感覚で観たり飼育をしたりしている人も多いのではないかと考えます。実際に私もカメは昔から常にいるものという感覚を持っています。 時にカメは大きく分けて2種類に分けられることをご存知でしょうか? それは潜頚亜目と曲頚亜目です。前者はお馴染

        • THE MONITOR MISSION

          気がつけば年が明けました。お陰様で爬虫類屋として2024年を迎えることができました。このnoteもそれなりに読んでいただけているようなので2024年も頑張っていこうと思っています。スキはあまりつかないですが・・・笑。 爬虫類飼育の世界では”何々の人”と呼ばれる風潮があります。これは”カメの人”であったり”ヘビの人”であったりといったもので、その種を専門に扱っている人や好きな人のことを指しています。これはコミュニティが細分化されてきているということもあると思います。ただ個人的

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        セカンドコンタクト

          遺伝学に激弱な人が解説するモルフ

          何か始めようといことで書き出したnote。始めは意気揚々と長文を並べていましたが、だんだんとネタが尽きてきた感があります。ありがたいことにお店も忙しくなったりそうでもなかったりで、気がつけば2023年も終わろうとしていますが、なんとか月1で更新していこうと考えています。 過去の記事を読んでお気づきになった方もいるかも知れませんが、かなり自虐的な内容が多いこのnote。それは私がそういう人間だからということで、今回はタイトルから自虐的なモルフのお話です。 そもそもがモルフと

          遺伝学に激弱な人が解説するモルフ

          黄色泥亀繁殖記

          これまで爬虫類の記事を3回にわたって書いてきた訳ですが、今回は動物観を主体にした論文モドキの記事とは違いポップな内容です。なのでデスマス調でお送りします。 爬虫類飼育の醍醐味の一つとして繁殖というものがあります。一般的な書籍などでも生態、飼育、繁殖と大まかに括られて紹介されていることが多いと思います。生態を学び飼育をおこない繁殖に向かうということは動物園などでもおこなわれているプロセスだと思います。爬虫類飼育でも同様のことが言えますが、繁殖個体や繁殖の情報が多く出回るように

          黄色泥亀繁殖記

          私とヘビの関係性

          ここまで私が爬虫類ライフをはじめてから思いれの深いテグー、お店をはじめてから思い入れの深いオーブリーフタスッポンを題材として記事を書いてきた。トカゲ、カメと来たらヘビだろうと思うのであるが、私はヘビが苦手である・・・笑。 そんなことを言って爬虫類屋としてどうなんだと思われる方も多いだろう。おっしゃる通りである。だがしかし私の苦手は世間一般的の苦手な人とは違う感覚であると考える。上記の2種のような思い入れの深い種類もいるのであるが、どうしてもネガティブなことを書いてしまいそう

          私とヘビの関係性

          スッポン観

          私が爬虫類屋を始めた理由は、話が来たからなのであるが・・・笑 そんな無味乾燥な私が店を任されて初めて入荷をさせた生体が、オーブリーフタスッポン(Cycloderma aubryi)なのである。 アフリカに生息するこのカメ(というかスッポン)の名前を聞いてピンと来るものは爬虫類に明るいものでもあまりいないかもしれない。実際、輸入されたこと自体が十数年ぶりで、本の中でしかお目にかかれないような貴重なカメだったのである。 そのようなカメが私が店を任されるタイミングで輸入されたこと

          スッポン観

          テグーであってテグーでないテグーの話

          遂に爬虫類の記事を書かせていただきます・・・笑 記事を書くにあたって、やはり1種類を深掘りしていくのが無難かなと考えました。熟考に熟考を重ね目次までつけて書いた結果、内容は充実したものになったと自負していますが、非常に長くなってしまいました・・・笑 そんな処女作?デビュー作?はテグーについてです。人気のあるトカゲなのですが、本当はそうでもない?というか、あまり知られていないことも多いトカゲかなと思いますので、こちらで紹介いたします。なお解説のため写真を使用していますが、完全な

          テグーであってテグーでないテグーの話

          私が note をはじめた理由

          前回初投稿をしてみた訳ですが、元々が何事も自分から発信したいことがあまりなく・・・笑 何を書いたら良いのだろう?というところでして。爬虫類関係の記事はしっかりとした内容のものを書きたいと考えていて、ある程度の構想は浮かんでいるという段階です。しかし、そもそもが近頃はまともな文章を書いていないなと気づきまして・・・笑 リハビリも兼ねて、まずはnoteをはじめたきっかけから書いていこうと思います。 noteの存在を知ったきっかけは、SOPHIA復活に伴いベーシストの黒柳能生氏が

          私が note をはじめた理由

          はじめまして

          はじめまして。 私、爬虫類屋で店長をやっている者です。 店長と言っても1人しかいないのと オーナーがいるので雇われ店長です。 ということで私の肩書きは 今のところはないと思っています。 お店を任されて1年が過ぎ 何か始めようかなと考えた時に noteのアカウントを持っていることに 気づきました。 アカウントが個人の物のため、お店の宣伝ではなく、個人的な見解や情報をコソコソ発信していこうかなと考えています。 色々と手探りのため どうなっていくのかはわかりませんが・・・笑

          はじめまして