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コロナ、無職、私。

自粛期間明け、土曜日の午後に。

土曜日の午後に。

…この続きが思い浮かんだ方とは

趣味が合うと思います。笑


さて、最近のわたし。

最近まで自粛期間だったため、とくに

どこかへ行くことはなく。


そして自粛期間は明けましたが、フツーに

飲みに行ったり、遊びに行ったり…って

まだ復活しなさそう。


なので寝てたりします。

※もちろん他のこともしてるけど


そんな中のまどろみで。


…ある日、私は誰かと電車通勤していました。

多分弟だった気がする。なぜか。

今となっては懐かしい、通勤通学ラッシュの中

私達は電車を乗り間違えたことに気付きます。


…あっ!!これ、この電車違う!

…え?!どうしよう! 焦る相手。

私はドアの上にある路線図を見て、「いったんこのターミナル駅まで戻って、駅員さんに職場の最寄り駅にはどれに乗るのが速いか聞いて…」


朝の慌ただしい時間帯とはいえ、間違えたなら最前をつくして、最短で向かうしかない。


私は妙に冷静でした。


ターミナル駅についた瞬間、相手は慌てて電車を降りて、駅員さんにルートを聞いています。◯◯駅…!◯◯駅…!って仕事場の最寄駅を連呼しながら。私もついて走ったせいで、少し息が荒くなって、合わせて鼓動も速くなりました。

つられて、私は間に合うだろうか?と、あの通勤途中電車が遅れた時のような焦りが心を支配し始めました。

すると駅員さんが親切に、

「あなたは?」と。

「あなたはどの駅まで急ぐの?!」

…え?

どの駅?…どの駅…?


あれ。何を急いでいたんだろう。


私には急いで向かう駅なんてない。学校にも会社にも行かないんだから。

ついこの一緒に電車に乗った相手と、

朝のターミナル駅の静かに混雑したラッシュの雰囲気に呑まれて、急ぐところだった。


なんだか休みの日に間違えて登校してしまったような、出勤してしまったような、とにかく

急がなくていい、焦らなくていい、走らなくていい。


虚無感と安堵感が妙に一緒に湧いてきて、「あ。家に帰ろう。」と思ったところで、夢は終わった。


そう。虚無感と安堵感が一緒に湧いてきたんですよね。

まさに今、そんな気持ちです。



以上、最近のわたしでした。

お付き合いありがとうございます。














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