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方策1 人生のサブシステム シン地方創生⑥

こんにちは noteメンバーシップ:ツギ・マチ・ラボ(次世代の都市・まちづくりラボ)を運営する松岡です。
実効性のある地方創生を考える第6回は、具体的方策としての「シニアステイ」の提案です。
人生100年時代に対応したシニア関係人口のあり方を検討します、
よろしくお願いします。


【内容】

⑴ワープステイの提案

⑵人生のサブシステムの必要性



⑴ワープステイの提案

東急不動産の元常務 大川隆治氏が発案した「ワープステイ」は、定年退職したシニアの新しいライフスタイルとして非常に魅力的だと考えます。

都心への通勤を重視して購入した東京郊外の自宅を、5年程度の定期借家で貸し出し、地方の借家に移り住むという「お試し移住」のアイディアです。

前述したように東京では15万円程度の家賃が必要なのに対して、福岡でも6.4万円で済むように、都市部と地方との「家賃格差」で、ゆとりのある暮らしができるのです。

さらに「借家」ですので、例えば5年間は、山間部で暮らし、次の5年間は漁村に住んでみるということが可能です。

北海道と九州を「お試し移住」で行き来する事も可能になります。

シニアの場合、地方への移住で大きなハードルは、地方の風土や住民たちとの相性が挙げられます。

どんな人たちが暮らしているのか?果たして、自分たちが馴染めるのか?

これは、移住者を受け入れる側にとっても同様です。

その地方に永住するには、この相性が非常に重要ですが、「お試し移住」であれば、もう少しハードルが下がるのではないでしょうか?

万が一 相性が合わなくても、5年程度我慢して、他の地方に移動すれば済みます。

このやり方であれば、自分だけでなく、配偶者の理解も得られやすくなると考えます。


⑵人生のサブシステムの必要性

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