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11月11日

にわかに信じ難いのだが、もう11月らしい。暦の上ではNovember、Decemberはもうそこ。光陰矢の如しなんてもんじゃない、第二宇宙速度くらいの速さだ。待って第二宇宙速度ってナニ?

学生生活が終わりかけているこのタイミングで、やっておけばよかったというコトが泉のように噴出してきた。後悔してる訳では無いし現状に満足はしているのだが、やはり「タイムマシンがあれば...」と願ってしまう。

思えば大学生活、私は何をしていたのだろう。私の大学生活をひとことで表すならば何なのだろう。

友人たちは皆、海外に行ったり部活動に勤しんだり、資格を取得したり...。今挙げたどれも、私は出来ていない。でも、自分なりに楽しみを見出そうともがいてみたり、自分という人間がどのような生態なのか、それを知るのに充分な期間でもあった。ひとことで表すならば「自己分析」なのかも。

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「きっと何物にもなれないお前達に告げる」という有名なフレーズがある。私みたいな平々凡々な人間には刺さる。夢があって、それに向かって努力してそれを勝ち取った人。それは何物かになれた人だと思う。私は何物にもなれなかった、いや、何物になろうともしなかった。

過ぎ行く時間の上で胡座をかきすぎた。「何とかなる」がどうにもならなくなる段階まで来てるのかもしれない。何かをするのに遅すぎることはないと言うけれど、遅すぎると間に合わないこともたくさんある。

そうなると自分らしさやアイデンティティ見失ってしまって、どうしてーーーーと叫びたくなる。でもその自分らしさってのも誰かが肯定してくれて初めて確立しえるモノだから...。何物にもなれないけど、自分を自分たらしめる「生きてく理由」があると思う。ないかもしれないけど。

生存戦略、しましょうか。

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