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北欧スウェーデンで交通事故に遭いました。

いつものように家族を後部座先に乗せて、高速道路の入り口。
前のトラックがいまいち加速していかないのでアクセルを抜いた時

「どかーん!」

と後ろからの衝撃。後ろからバンに追突されました。

まずは家族に声をかけて様子を確認。大丈夫そうなので追突した車をミラーで確認しながら路肩に停車。

さて、このあとはどうすればよいのでしょうか。

追突された後車を路肩に停めました
  1. 負傷者の確認

  2. スマホで相手のナンバーと被害状況の写真を撮る

  3. 相手の運転免許証の写真を撮る

  4. 相手と自分の電話番号を交換

  5. 後日保険会社へ連絡

もちろん負傷者がいれば救急車を呼びますが、日本と一番違うところは警察を呼んで事故証明を発行してもらう必要がないこと。

なんと、事故状況の報告は各々当事者がそれぞれの保険会社に報告するだけです。
こういうところはスウェーデン社会が性善説で動いているなと思います。

もし相手といざこざが始まったり危害を加えてくるようであれば警察を呼びましょう。

相手の免許証の写真を撮ります。個人番号も記載されているのでこれさえ抑えておけば大丈夫。

私が交通事故に遭ったのは実は人生で初めて。相手はどうやら仕事の車だったようですが、ドライバーはなんだか目が死んでてぽやぽやしててヤバい。内心ビクビクですが、絶対に気迫で負けないように相手を睨みつけながら挨拶します。どうやら英語が話せないようだったので上司に電話させて英語で対応を相談。
その後自分も保険会社に連絡してその場での対応を確認。電話中は相手が逃げないように相手の車の前に立っていました。
とはいえ、スウェーデンでは車のナンバーと個人番号(マイナンバー)がデータベースで紐付いているので、ナンバーさえ記録しておけば相手は逃げることができません。

お互いの免許証と電話番号の交換が終われば、現場から解散です。
それにしても相手のドライバーは今にもまた事故を起こしそうな雰囲気で、アル中かヤク中か過労か。。。こんな状態の人間が仕事で運転してるとは、スウェーデンにもブラック企業はあるのだなぁ。。。


さて、その後保険会社に電話で連絡、事故の状況と相手のナンバーを口頭で説明したら終わり。
保険会社が相手の保険会社と事故状況を確認して、過失割合を決めてくれます。

3週間ほど後にメールが届き、本件は私に過失なし、全額相手の保険で修理可能とのこと。
あとは車を修理工場に持っていけば無料で修理してくれます。


今回のような軽い物損事故であれば、保険会社との一回のやりとりのみで完結。こういったシステム化されたところがスウェーデン社会の良いことろですね。

当たりどころが良く被害はバンバーに傷がついた程度。相手のバンパーのほうが壊れていました。


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