見出し画像

「あの超加工食品があなたを蝕む『お菓子中毒』を抜け出す方法」白澤 卓二

現在、栄養学&糖質制限関連の本を乱読中。
こちらもその一環で読んでみました。

難しい言葉が使われていなくて文体もかなり優しく、糖質制限を実践してみましょうというよりその前段階の、市販のお菓子をやめましょうねといった感じの本です。
まさにタイトル通り。

私も一時期お菓子中毒だったことがあるのでよく分かりますが、中毒に陥っているときって「いま自分は中毒である」ということが分からないんですよね実は(これは恐ろしい…)
私も自分は「筋金入りの甘党」なんだとずっと思ってました。
(でも冷静になって振り返るとあれは中毒だった)


そうした中毒症状を引き起こすきっかけとなる代表的なものについて、詳しく解説されているのでとっても分かりやすい良い書籍です。

画像1

画像2


①白砂糖、②果糖、③人工甘味料、④小麦、⑤食塩、⑥油、⑦ストレス、中毒を引き起こすこれら7つの犯人のうち、やはりいちばん問題となるのはお砂糖だと思う。

特に白砂糖や白米など、「精製された」ものが危険だということはよく言われてますが、それに関連してすごく分かりやすい例を出して下さっているんですよね。

「 わかりやすい例を挙げましょう。コカインは原料であるコカの葉を精製して濃度を高めています。コカインを摂取すると、強烈な依存症に陥り、深刻な禁断症状を起こします。その一方で、南米ではコカの葉をお茶にして飲んだり、そのまま噛んだりしていますが、依存症に陥ることはありません。
 精製して濃度を高めたことが問題なのであって、コカの葉そのものが悪者ではないのです。」(P46)


これを読んだときは、「なるほど!」という感じでした。
今は白砂糖やミネラル等が全く入っていない塩は使うのをやめ、きび砂糖と岩塩を使ってます。精製されているものの摂取はこれからも避けるようにしていきたい。


そうそう。
先日生理前で食欲がわいたときに、市販の甘いお菓子を多めに摂ってしまったんです(反省…)
食べてるときは幸せだったのですが、食べた後に体がだるくなるのがよく分かりました。血糖値が急激に上昇して、それを抑えるためにインスリンが出ている…!というのを実感した。
それと同時に眠くなってきて(←血糖値の急低下による眠気ですな)、「糖質って本当に体に悪いんやな…」としみじみと感じました。

こういう急なだるさや眠気を感じたとき、以前だったら「風邪のひき始めかな?」とでも思って風邪薬でも飲んで眠っていたかもしれない。
でもこうして普段の糖質の摂取を控えることで、糖分の摂り過ぎによる体の不調に以前より気づきやすくなりました。
これは大きな一歩!!

これからも、糖質の摂取量には気を付けたいなと思ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?