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教育費の正体って塾代ですよね。

子育てにはお金がかかる。大学まで何千万とか、いろんなところでいろんな形で何度も脅されてきた。もちろん純粋な学費もあるけど、教育費の正体って塾代ですよね。
物価高で塾代や予備校費用が捻出できない家庭が増えていて、学習の遅れが心配なんて報道で聞いたけどなにそれ。塾に行けない子どもたちのために無料で塾を開きます、というのも良いことなんだろうけど変なの。そもそも学校で学習が完結するように力を入れてよ、と思う。

今の学校とくに中学校は塾に行ってる前提で授業が進められているのは肌で感じまくったけど、それでも我が家はまずは学校で、足りなければ家で、それでも無理なら塾も視野にいれましょうとやってきた。結果、二人の子どもは塾には行かず、今希望の学校に通っている。

なんで塾に行かせないのか。まず、授業、部活、学校での人疲れで、さらに塾にまで行く余裕があるのか。特に部活があるうちは、時間と体力が塾まで回らない。それから一人の時間が大事なタイプなので、放課後や土日まで学校の知り合いに会うのが億劫。
ここまでは子ども側の都合で、私の側としては塾代をなんとか捻出できないこともないけど、対価を求めない自信がない。月これだけ払ってるんだから、もっと、と責めたくなりそう。送り迎えの手間も同じ。やってあげてるのに、と子ども本人が望んだことでもないのに恩を着せたくなりそう、なるに違いない。

塾に行かないと勉強出来ない、なんてことは絶対ない。塾に行った方が親の手間は省けるかも。行かせたことがないから想像だけど。
私は塾代のために仕事を増やすのじゃなく、いっしに考えるを選んだ。親子で勉強を教えるのは難しいけど、勉強の方法を一緒に考えるのは案外出来る。少しずつでも自分で勉強が出来るようになってもらうのが、きっと一番コスパが良いし、本人の可能性が広がる。あと親の心の平穏にも、これ大事。

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