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カエルの歌が

 つい今朝読んだニュースで、へぇそんな事もあるんだと思ったのは都会から田舎の建売住宅に引っ越したらカエルの鳴き声がうるさすぎてノイローゼになる人がいるという話題である。

 私は純粋な田舎生まれ田舎育ちなので子どもの頃から近所には田んぼと畑しかなかった。

 なので田んぼに水が張られて田植えがボチボチ始まるこの時期になると夜はカエルの大合唱が始まる。

 ゲェゲェ、ゲコゲコ、クワックワッとその音のボリュームは大したもので一旦鳴きはじめると当分止まらない。

 幼い頃からそれが当たり前でああ、今年も夏が来るんだなと思うくらいで大して気にもならずぐっすり眠れるが人生の途中で都会から引っ越してくるとこの大音声が気になって仕方がないそうである。

 ううん、確かにそれまで耳したことのない音というのは敏感に反応するものかなとも思う。

 私も浪人生時代に一年間広島に住んでいたことがあるが週末になると一晩中暴走族と警察の追いかけっこの騒音でなかなか眠れなかったものである。

 あれも慣れている人からしたら当たり前の生活音なのかもしれない。

 他にも大学時代に友人のアパートが線路沿いに建っており数分おきに電車が通るたびにガタタンガタタンという轟音で会話が出来なかった。

 しかもかなりオンボロなアパートだったで窓ガラスがガタガタと揺れる音も非常に気になった。

 住んでいる当人は慣れてしまっていて全く気にならないみたいだったが、私には騒音以外の何物にも感じなかった。

 田舎に住んでいると他には早朝からの草刈り機のけたたましいモーター音やあまり意味のない防災無線のお知らせなど都会ではあまり聞かないノイズともとれる生活音がある。

 またうんと山奥に行くと野生の猿やイノシシの鳴き声も聞こえてきて襲われやしないかとドキドキして心臓に悪い。

 このように都会には都会、田舎には田舎の騒音がそれぞれにあり一長一短である。

 とりあえずカエルの大合唱が気になる方は田舎暮らしを選ぶのに慎重になった方がいいと思う。

 眠れない夜を過ごすというのは肉体にも精神にも良くはないでしょうから。

 実際に住んでみてわかる事ってたくさんありますよね。

 そんな事を思いながら昨日の晩御飯のお話を。

 鶏の砂肝が安かったのでこれをメインに。

 下処理をして塩コショウをして片栗粉をまぶす。

 それを少なめの油で揚げ焼きにした。

 副菜はネギを刻んで卵と混ぜて醤油、酒、砂糖で味付けしてネギ入りの卵焼きを作った。

 もう一品は、お惣菜のささ身のゴマ揚げ。

 後はぬか漬けを出した。

 汁物は大根と油揚げの味噌汁。

 あっという間のスピード料理でいただきます。

 昨日のお酒はビール。

 カシュンとプルタブを起こしてグラスにテッテッテ。

 乾杯をしてキュキューッと飲む。

 むはぁ、ンまいと声が漏れる。

 ではおかずを食べていく。

 まずはネギ入りの卵焼きから。

 ネギの風味とショリショリした食感がいい。

 味付けが少々薄かったが問題はなかった。

 次にお惣菜のささ身のゴマ揚げを。

 ささ身にゴマをまぶして揚げてあるものでプチプチした食感としっとりとしたささ身がよく合っていた。

 大根のぬか漬けを合い間に齧って二本目のビールをプチン。

 メインの砂肝の竜田揚げを食べる。

 サクサクとした衣の中から砂肝のコリッとした歯ごたえと旨味があふれてくる。

 私は砂肝が大好きなのでこの料理は気に入っている。

 何といってもビールによく合う。

 クックックッと飲みながらおかずをゆっくりとつまんだ。

 一昨日少々飲みすぎたので昨日は二本でストップ。

 腹八分目でご馳走様。

 後片付けをしてササッと寝る準備をして十時前には寝落ちしていた。
 
 沢山寝たので今朝は元気いっぱいだった。

 睡眠は大切だなと改めて思う。

 カエルの大合唱?ええ確かに聞こえてくることもありますが全然気になりませんねぇ。

 むしろ深夜に外から聞こえてくる知らない人の声の方がよっぽど怖いっす。

 くわばらくわばら。

 

 

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