生きるために化粧をする?


"生きるために化粧をする"

これは
カネボウさんのCMでの
ワンフレーズです。

私は家でこのCMをはじめて見ました。
最初みたときは、
前回の「唇よ熱く君を語れ」よりも
ずいぶんメッセージ性があるなと思いました。

と同時に「ん?」という違和感を覚えました。

それは、

私は生きるために化粧を
してる訳ではないから。

オンとオフがつく。
ただそれだけなんです。

そんな私のメイクは
ほとんどベージュとブラウンで出来てます笑
チークは塗らないし、
リップもあんま好きじゃない。

だから、「生きるために化粧をする」
って聞いて違和感を覚えました。

また、CM中に流れる歌詞で
「誰よりも輝け 美しく」とあるのですが、
たとえお化粧メーカーさんが
"生きるために化粧をする"
と言ってても「誰よりも輝け 美しく」と
CMから聞こえてしまうと、

お化粧はやっぱり美しく輝くために必須なんだ。お化粧がないと美しく居れないのかなと思ってしまいました。

あと、
「生きるために」の「ために」って
それは自分で決めるものなのに
それを総意みたいに言われてしまったのも
少し悲しかったです。

CMの問いの
"何のために化粧をする?"
に対して
"生きるために化粧をする"
ではなく
"したいと思う私がいる"
じゃダメだったのかな?とも思います。

今の時代は
本当に色んなモノやコトの概念が変わりつつあります。当たり前に使ってた学校の「普通科」にもその"普通"って何?と疑問を問う声があるし、働き方だってずっと同じところで働き続けるのが良いというのは違うという声もある。

そんな中での
"生きるために化粧をする"は
私をはじめ色んな方の疑問になってしまったように思います。

カネボウさんは
「唇よ熱く君を語れ」CMで
とても強いインパクトを残してくださいました。それも女性のお化粧に対する価値観をよりよくアップデートするような。

"私は個性を出していいんだ!
お化粧は単なる美を生み出すものではなく、
個性を出せるツールという
認識になってきてるんだ!"と。

今回のCMへの疑問視は、そのような中での
試行錯誤だったと捉えて頂き、
今後に活かして頂けたらと思います。
(何様のつもりですみません)

価値観を変えるというのは
一筋縄ではいかないことだと思いますが、
だからこそ、取り組むことでやりがいを感じられるのもまた事実だと思います。

カネボウさんの今回のCMのおかげで私は何のために化粧をするか考えられる良い時間になりました。きっと他の女性の方もそうだと思います。自分の意見を持てたと思います。
ありがとうございました。

そして今後も応援しております。

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