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損切りリーダー

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自分が何かの「リーダー」だとして、チームやプロジェクトや組織を率いていく場合に、本当に自分の考えが正しいのかどうか、悩むことが出てくるのは、リーダーを任せられた人にとって、誰もが経験することではないでしょうか?

そんな時、どうするのか? その先の行動が大事になってくるでしょう。

いろいろと方法はあると思いますが、

・信頼できる人や先人に相談をしてアドバイスをもらう。

・専門書やリーダーの本など、知識のインプットをする。

・リーダーをやめる

・悩んでいても仕方ないので、とりあえず進んでみる

思いつく解決方法は、全部やってみればいいかなと思っています。思いついたのだからやろう。

人に相談すれば、最適な答えがもらえるかもしれないし、何かのヒントになることはありそうです。ですが、結局は前に進んでみて、そこから何が見えてきたのか、それを注視するのがいいのではないでしょうか。

やっぱり悩んでいたそれが形になって見えてきたのか、それとも悩む必要なんてない些細な悩みだったのか、それをしっかりと見定めながら分析することが重要なのではないかと思います。

その上で、何か問題や障壁があれば軌道修正をどんどんかけていく。初めから完璧な計画なんてあるはずがないし、全てが計画通りに進むはずもありません。進めてみて全然違うと思ったら、すぐにやめてもいいとも思っています。

これができることがとても大事なことで、たいていの人は「もう進めてしまったのだから、後戻りはしてはいけない」と考える人がとても多い。

ものごとを進めてみて、ちょっと違うと思えば都度、修正をかけて、全然ダメじゃんと思ったら、その場でストップして、「これはやっぱりやめましょう、ごめんなさい」と言えばいい。

進んでしまって大やけどをするより、浅い傷の段階で踏みとどまって、また新たなことを考えて進んでいく。これができるリーダーはなかなか負けないし、いつかは必ず結果を出すことでしょう。

まさに、「損切り」ができるかどうかというお話ですね。

あとは、やってみては修正、やってみては修正、という形で少しずつ良いものにしていって、最終的に目指したゴールに辿り着くことが1番重要であるのではないかと思います。

そして、

もう1つ必要になるのは、圧倒的に強いメンタルとそれにかける情熱でしょうかね。

チームに、ダメなことをダメだと言う勇気であったり、このプロジェクトを絶対に成功させるんだという気迫であったり、多少のことでは、折れない強い気持ちがとても重要でしょう。

リーダーがショボくれて、迷って何も決められないとか、全員の意見を聞いて何も面白くないプランに変更したり、心の中では「成功なんてできないんじゃないか」と思っていては、絶対的にチームは成功できないし、途中でそのチームやプロジェクトは崩壊してしまうでしょう。

いろんなタイプのリーダーがいるとは思いますが、まずもって気持ちで負けていたら、試合前から既に勝負はついてしまっているということです。

「優柔不断」や「曖昧」、「臆病な気持ち」が時には出てきてしまうとは思いますが、そんな気持ちに打ち勝って、信頼されるリーダーになっていきたいものです。

ただの想像でものを言っている私から共有いたします。





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